今すぐ実践したい!夏バテ解消法

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今どきの夏バテとは?

「夏バテ」とは医学用語ではなく、高温多湿の環境に体がうまく対応できないことによる「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」などの体調不良の総称です。
一昔前までは「夏バテ」というと、暑さで体力を消耗してぐったりする状態のことでした。
しかし現在は、エアコンの効いた室内と蒸し暑い屋外の温度差により、自律神経のバランスが崩れ、内臓の働きが鈍り、疲れがたまりやすい状態になっています。
また、一日中エアコンの効いた部屋にいる人も、体が冷えて血行が悪くなり、夏バテと呼ばれる様々な症状を引き起こしています。

ストレートネックの怖い症状

夏バテ☆セルフチェック!
あなたはいくつ当てはまりますか?今すぐチェックしてみましょう。

□ 冷房の効いた部屋にいる時間が長い
□ コーヒーとアルコール以外はあまり飲まない
□ 冷たい飲み物や食べ物ばかり摂っている
□ 入浴はシャワーで済ませることが多い
□ 夏でもあまり汗をかかない
□ 同じメニューを食べることが多い
□ 運動不足気味である
□ 寝不足気味である
□ 頭痛や肩こり、むくみがひどい
□ 便秘や下痢になりやすい

チェックが2個以下
今のところまだ大丈夫。油断しないで今のコンディションを維持する工夫を。

チェックが3〜5個
夏バテ予備軍です。自覚がなくても疲れが溜まっているので早めのケアを。

チェックが6個以上
完全に夏バテです。「だるい」などの自覚もあるのでは?生活改善をしましょう。

当てはまるものが多いほど、夏バテの可能性が高いです。
お子さんの場合は、いつもより食事に時間がかかる、顔色が悪いなど、普段と違う様子があるときは要注意です。
夏バテによって免疫力が下がると、風邪を引きやすくなるしウイルス感染リスクも心配です。
ひどくなる前に、生活習慣や食生活などを見直しましょう。

今日からできる「夏バテ」解消法
今どきの夏バテは、冷房や冷たいものの飲み過ぎなど「冷え」によるものと、
温度差や睡眠不足などによる「自律神経の乱れ」によるものが主な原因です。
この両方を解消する3つのポイントを紹介します。

体を温めるメニューを
暑くて食欲がないからといって、そうめんやサラダ、サンドイッチなど冷たいものばかり食べていると、
ますます体が冷えて胃腸に負担をかけてしまうし、栄養のバランスも崩れてしまいます。
時間がないときも温かいお味噌汁をプラスすると、体が温まり汗で失いがちな塩分やミネラルも摂ることができます。
アサリやシジミなどの貝類は、肝機能を高めるタウリンが豊富なので、弱った内臓を元気にしてくれます。
他にも体を温める生姜を使ったメニューや、疲労回復に良いクエン酸を含む梅干し、糖質の代謝を助けるビタミンB1を含む豚肉、
カツオ、マグロ、玄米、豆類などがオススメです。
玉ねぎ、ニンニクなどには、ビタミンB1の吸収を助けるアリシンという成分を含むので、一緒に調理すると効果的です。

湯船にしっかり浸かる
夏はシャワーで汗だけ流す人が多いのですが、冷房で体が冷えきっているのでしっかり湯船に浸かることが大切です。
38度くらいのぬるめのお湯に10分以上、可能なら30分くらいゆっくり浸かりましょう。
疲れが取れやすく、副交感神経が優位になってリラックスできるので、よく眠れるようになります。

質・量ともの十分な睡眠を
眠ることで心身の疲労が回復するので、質、量ともに十分な睡眠を取るようにしましょう。
寝る直前まで強い光を浴びていると、自律神経のバランスを崩してしまうので、
寝る1時間前にはパソコンやスマホの作業を終え、部屋の明かりを暗くしましょう。
暑くて夜中に目が覚めてしまうという人は、エアコンを26〜28度か除湿に設定して、つけっ放しにする方が快眠できます。
体に直接エアコンの風が当たらないように風向きに注意してください。

日本ではまだまだ暑い日が続きますが、みなさんの地域ではいかがですか?
なんとなく調子悪いなって方は、3つのポイントを実践して活力を取り戻しましょう。

もし気になる症状があるなら、Yokumiruで日本人ドクターに相談してみましょう。

(医師:野田一郎氏 監修)

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