相談医師

大森 詠子

  • 小児科
海外にいる日本人の皆様へ
はじめまして。小児科医の大森詠子と申します。自分も経験していますが、海外では、病院を受診することが、日本と比べ容易にできないことが多いと思います。子供の体調不良に関して医学的な視点からアドバイスさせて頂いたり、子育ての悩みに関して一緒に考えたりすることで、海外での生活をより充実したものになるようお手伝いできたら嬉しいです。些細なことでも遠慮なくご相談ください。
プロフィール
2007年
東京医科大学卒業
2009年
東京医科大学病院小児科
2012年
~一般病院や小児科クリニックに勤務
2021年
イギリス在住

資格等
小児科専門医
所属学会
日本小児科学会

医師紹介
ご自身もお二人のお子様のママとして、イギリスで子育て相談などをされている大森先生に、ご専門分野や現在の活動などについて伺いました。

ー ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
海外に住みながら日本人の診療に携わりたいと考えていた時、広告でヨクミルを知りました。私自身も海外生活の中で、英語で細かい情報を相手に伝えることができないもどかしさを経験しました。体調など不安に思っていることを、日本語で相談できることは大きな支えになります。今までに培った自分の専門を生かし、同じように海外で生活している方たちの役に立つことができたら嬉しいと思いました。

ー 先生の専門分野を教えてください。
大学病院では主に新生児医療に携わっていました。早産で小さく生まれた赤ちゃんが、色々な困難を乗り越えて無事退院できた時は、「この仕事ができて本当に良かった」と何度も感じました。この時の思いは、小児科医として働く上で心の支えとなっています。
新生児医療を離れてからは、一般小児外来、乳児検診、学校検診に携わり地域医療に関わってきました。乳児検診にきたお母さんたちの子育て相談や、お母さんの体調不良に対してアドバイスも行ってきました。

ー ご自身が海外滞在中に、体調や医療に関して困った経験はありますか?
イギリスでは、国の保険に入っていれば医療費は無料です。ただ、家庭医の予約がなかなか取れない、救急外来は何時間も待たされる、私立の日系クリニックは高額といった問題もあります。そのため休日に子供が熱を出した時は、イギリスの病院を受診するのも日系クリニックを受診するのも躊躇しました。小児科医としての経験から、家にあった薬で対処することができましたが、海外で医療を受けるのはハードルが高いと感じました。

ー イギリスでの現在の活動を教えてください。
イギリスで知り合った方と一緒に、日本人の妊婦さんとそのパートナーの方を対象に両親学級を開催したり、妊婦さんや子育て中のお母さんたちのコミュニティーづくりのお手伝いをしたりしています。海外での子育ては、親のサポートを受けることが難しく、夫婦で協力しあうこと、友達同士で励ましあうことが大切だと思います。お母さんが孤立してしまわないように支援することで、海外で楽しく子育てをする人が少しでも増えれば嬉しいです。

ー 先生の趣味やリフレッシュ法を教えてください。
お菓子を焼くのが好きで、時々作っています。クッキーや混ぜて焼くだけのケーキなど簡単なものですが、気分転換になります。
旅行も好きで、旅行先で見た綺麗な景色を写真に撮ることも好きです。

ー どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
小児科全般に対応できますので、現地の病院でうまく病状を伝えられない、すぐ診てもらえないなどの悩みを抱えた方、些細なことでも構いませんのでご相談ください。また、子育てをする上で心配なこと、これでいいのかなと不安に思うこと、子育てに伴うお母さんの体調不良なども気軽に相談していただければと思います。

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