相談医師
知念 良顕
- 内科
- 血液内科
海外にいる日本人の皆様へ
インフレで大変だと思います。一緒にがんばりましょう。
プロフィール
- 2007年
- 京都府立医科大学付属病院 研修医
- 2009年
- 大津市民病院 内科 専攻医
- 2011年
- 京都府立医科大学大学院医学研究科 血液内科学 大学院生
- 2015年
- 京都府立医科大学付属病院 血液腫瘍内科 病院助教
- 2017年
- 京都府立医科大学付属病院 血液内科 助教
- 2019年
- 市立福知山市民病院 血液内科 医長
- 2021年
- アルバート・アインシュタイン医科大学 リサーチフェロー
医師紹介
2021年からアメリカのニューヨークにあるアルバート・アインシュタイン医科大学で、研究員として働いている知念先生。ご専門の血液内科や、現在の研究内容などについてお話をお聞きしました。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
現在アメリカで研究職に従事しているため、医師として何かできることはないかWebで探して、ヨクミルのホームページに出会いました。私自身も、家族が体調を崩したときに、アメリカの医療システムに戸惑いを感じ、不安を覚えたので、私と同じように海外で暮らしている人の力になりたいと思いました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
私は内科医で、専門は血液内科です。専門外来では白血病やリンパ腫、血友病といった専門知識を必要とする疾患を中心に診察していました。一般外来では内科全般も担当し、特に血液検査の結果で貧血や血小板が低い、白血球が多いと言われた、などの患者さんの紹介が多かったです。
― 現在はどんな研究をされていますか?
前白血病細胞を標的とした新しい治療法を研究しています。新薬候補となる低分子化合物をマウスに投与したり、前白血病幹細胞をマウスに移植をしたりして、白血病発症を抑制できるかどうかの研究をしています。近年では、CAR-T療法という患者さん自身の血液細胞に遺伝子導入を行い、もう一度体内に戻すという治療が効果を出してきています。しかし、少なくない患者さんが再発を経験します。白血病の発症メカニズムにはまだよくわかっていない部分が多いです。
― その道を選ばれた理由を教えてください。
もともと内科医になろうと決めていたのですが、性格的にも血液内科の分野が合っていると思いました。患者さんの年齢、体力、社会的背景だけでなく人生観など、文字通り全てを考慮して治療方針を決めていくことに、診療の奥深さを感じたからです。
― 海外滞在中に体調や医療に関して困った経験はありますか?
今回渡米して、家族が尿管結石になり病院を受診しました。採血をしてCTの検査をしたはずなのに、ドクターが来たのは10秒くらいで、検査結果については何も説明してもらえませんでした。何を聞いても「大丈夫」としか言ってくれず、日本との文化や感覚の違いを感じました。
他にも子どもが鼻にブロックを詰めて取れなくなり、耳鼻科クリニックに行きました。危うく全身麻酔で手術をすることになりそうだったのですが、無事取ってもらうことができました。もし手術になると、クリニックと入院施設は別の場所にあるので、とても大ごとになってしまったと思います。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
時間があるときは、本を読みたいです。今は英語でハリーポッターを読むことにチャレンジしています。分厚い本なのでなかなか困難ですが、時間を見つけて達成したいと思います。他は家族と一緒にドライブして、ストレス解消しています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
貧血など血液のことで心配なことがある、健康診断で数値が気になる、食事や市販薬のアドバイス、また詳しく検査した方が良いケースなら検査方法のアドバイスなどさせていただきます。また、内科全般の診察経験も豊富なので、腹痛や頭痛など気になる症状を相談してください。
私もそうですが、海外で子育てを頑張っている方は、ご自身は大丈夫でもお子様が体調を崩すなど、何かあったときに不安になると思います。心配なことがあるときは、なんでも気軽に相談していただければと思います。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
現在アメリカで研究職に従事しているため、医師として何かできることはないかWebで探して、ヨクミルのホームページに出会いました。私自身も、家族が体調を崩したときに、アメリカの医療システムに戸惑いを感じ、不安を覚えたので、私と同じように海外で暮らしている人の力になりたいと思いました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
私は内科医で、専門は血液内科です。専門外来では白血病やリンパ腫、血友病といった専門知識を必要とする疾患を中心に診察していました。一般外来では内科全般も担当し、特に血液検査の結果で貧血や血小板が低い、白血球が多いと言われた、などの患者さんの紹介が多かったです。
― 現在はどんな研究をされていますか?
前白血病細胞を標的とした新しい治療法を研究しています。新薬候補となる低分子化合物をマウスに投与したり、前白血病幹細胞をマウスに移植をしたりして、白血病発症を抑制できるかどうかの研究をしています。近年では、CAR-T療法という患者さん自身の血液細胞に遺伝子導入を行い、もう一度体内に戻すという治療が効果を出してきています。しかし、少なくない患者さんが再発を経験します。白血病の発症メカニズムにはまだよくわかっていない部分が多いです。
― その道を選ばれた理由を教えてください。
もともと内科医になろうと決めていたのですが、性格的にも血液内科の分野が合っていると思いました。患者さんの年齢、体力、社会的背景だけでなく人生観など、文字通り全てを考慮して治療方針を決めていくことに、診療の奥深さを感じたからです。
― 海外滞在中に体調や医療に関して困った経験はありますか?
今回渡米して、家族が尿管結石になり病院を受診しました。採血をしてCTの検査をしたはずなのに、ドクターが来たのは10秒くらいで、検査結果については何も説明してもらえませんでした。何を聞いても「大丈夫」としか言ってくれず、日本との文化や感覚の違いを感じました。
他にも子どもが鼻にブロックを詰めて取れなくなり、耳鼻科クリニックに行きました。危うく全身麻酔で手術をすることになりそうだったのですが、無事取ってもらうことができました。もし手術になると、クリニックと入院施設は別の場所にあるので、とても大ごとになってしまったと思います。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
時間があるときは、本を読みたいです。今は英語でハリーポッターを読むことにチャレンジしています。分厚い本なのでなかなか困難ですが、時間を見つけて達成したいと思います。他は家族と一緒にドライブして、ストレス解消しています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
貧血など血液のことで心配なことがある、健康診断で数値が気になる、食事や市販薬のアドバイス、また詳しく検査した方が良いケースなら検査方法のアドバイスなどさせていただきます。また、内科全般の診察経験も豊富なので、腹痛や頭痛など気になる症状を相談してください。
私もそうですが、海外で子育てを頑張っている方は、ご自身は大丈夫でもお子様が体調を崩すなど、何かあったときに不安になると思います。心配なことがあるときは、なんでも気軽に相談していただければと思います。