留学初期の緊急対応がなくなり15%の経費削減に!

留学直後の不安定な時期も安心の健康サポート
留学ドクターパスを導入して、どのような変化がありましたか?
以前は。留学初期に体調を崩し連絡してくる留学生が、全体の1〜2割ほどいました。しかし、病気や体調不良への対応には限界があり「保険会社のコールセンターに連絡してください」としか案内ができなくて、具合の悪い留学生に十分寄り添えていないことを、心苦しく感じていました。
留学ドクターパスを導入したことで、日本人医師に直接相談できるようになり、心身の不調を早期に軽減できるようになりました。これは、留学生やご家族だけでなく、私たちにとっても非常に大きな変化で、より安心を提供できる環境が整ったと実感しています。
具体的にはどのような効果がありましたか?
健康不安に関する電話やLINEの問い合わせが大幅に減少しました。特に、早朝や深夜の緊急連絡がなくなったことで、スタッフの対応が不要になり、安心して休めるようになりました。その結果、年間で約15%の経費削減につながっています。
営業面では、「このサービスがあるから安心」と思ってもらえることで、留学を決断する後押しになっています。特に親御さんにとっては、大きな安心材料となり、当社を選ぶ決め手のひとつになっています。その結果、信頼性と満足度の向上につながっていると感じます。

留学ドクターパスの案内(3TOPのホームページより)
導入前には、どのような課題がありましたか?
「留学業界あるある」なのですが、渡航直後の1週間は、留学生の心身が最も不安定になりやすい時期です。環境の変化よるストレスやホームシック、体調不良などの不安を抱え、「どうしたらいい?」という連絡が集中します。
深夜や早朝に留学生や親御さんから連絡が入り、対応に1、2時間かかることも珍しくありません。スタッフの負担は大きく、慢性的な疲労から体調を崩す者もいました。そのため、留学生が現地に到着して1〜2週間は、「あの人大丈夫かな?」「問題なく過ごしているかな?」と心配で、気が休まることがありませんでした。
留学の目的に安心して集中できる環境を整える
どのような体調不良が多かったですか?
眠れない、蕁麻疹が出た、生理不順など、精神的な影響からくる症状が多いです。「着いたばかりだけど帰りたい」と訴える留学生も少なくありません。私自身もはじめて留学した際、到着直後にホームシックになった経験があります。周囲の会話が全く理解できず、到着翌日から「帰国まであと●日」とカウントダウンまでしていました。当時このサービスがあれば、どれだけ心強かっただろうと思います。近年、留学の低年齢化が進み、中高生が一人で留学するケースも増えていて、私が経験した以上に精神的な負担が大きいと思います。
留学ドクターパスを導入しようと思った理由は?
大きく2つあります。1つ目は、手厚いサポートの実現です。当社は、大手エージェントのように大勢の留学生に対応することはできませんが、その分、一人ひとりに寄り添ったサポートを大切にしています。そのため、留学生の健康面の不安を解消する方法を探していました。
2つ目は、専門的な留学サポートの強化です。当社の人気プログラムにはスポーツや専門職に特化した留学があり、ケガのリスクが高いものもあります。海外留学保険と組み合わせることで、より充実した医療・健康サポートを提供し、安心して留学の目的に集中できる環境を整えたいと考えました。留学ドクターパスは、当社の課題に非常に適していると判断し、導入を決めました。

スポーツや美容などの特技を活かせるオリジナルプログラム
利用者の方の感想は、お聞きになっていますか?
医療相談した留学生からは、「親身になって相談にのってもらえた」と喜びの声が届いています。蕁麻疹に悩んでいた人は、皮膚科医から市販薬や食事に関するアドバイスを受け、症状が改善したと喜んでいました。ホームシックになった人は、留学経験のある先生が、自身の体験を交えながら相談にのってくれ、大きな支えになったそうです。「気持ちに寄り添って話を聞いてもらえたのが嬉しかった」との声もあり、身体面だけでなく精神面のケアも安心につながっています。
日本語で相談できることが留学のセーフティネットに
他に留学ドクターパスの優れている点はありますか?
当社では、留学ドクターパスをセットしたプログラムを提供しています。そのため、「留学期間中、何度でも使える」という安心感があります。さらに、過去の「相談記録」を見返せることも好評です。落ち込んだときにアドバイスを思い出し、気持ちを切り替えるのに役立っているようです。
健康サポートの重要性について、どのように考えていますか?
私はJAOS認定留学カウンセラー資格を持っており、留学生の心身サイクルについて学びました。しかし、留学前にどれだけ手厚くサポートしても、現地で心身の不調をゼロにすることは不可能だと考えています。異国の地で、自分の都合の良い時間に、日本語で医師に相談ができる環境があることで、留学のセーフティネットになります。「何かあっても大丈夫」「寄り添ってサポートする」という体制を整えることが私たちの使命であり、今後も追及していくべきテーマだと考えています。

- 法人名
- 株式会社3TOP(スリートップ)
- 所在地
- 東京都渋谷区幡ヶ谷3-39-12 渋谷ウエストビル1F
- 設立
- 2016年10月
- URL
- https://threetop.co.jp