
海外にいる日本人の皆様へ
生活事情の違いから、ただでさえ体調を崩しやすく、また、医療機関受診のハードルも高いと思います。でも、日本にいないからこそできることも多々あるでしょう。私も、日本を出て、日本の良さ、日本で出来ないことの面白さをたくさん感じてきました。在外をしっかり楽しんでいただきたいです!
プロフィール
- 1992年
- 鳥取大学医学部卒業 、広島大学内科、広島日本赤十字病院、呉医師会病院、聖路加国際病院予防医療センター 他 主に消化器内科
- 2009年
- 在米
- 2010年
- 日本語補習校教師(日本人小学生~高校生を相手に算数、数学、国語、社会などの授業)
- 2013年
- 35歳からの若さと健康への7大法則(上)(中)出版 https://amzn.to/4myHVGI https://amzn.to/4nv6Lsb
- 2021年
- The Institute for Functional Medicine certified practitioner (アメリカ最大の機能性医学の学会の認定医)
- 2022年
- Dr’s Prime Academia(医師向け勉強会)講師
- 2023年
- 臨床分子栄養研究会認定指導医
- 資格等
- The Institute for Functional Medicine certified practitioner (アメリカ最大の機能性医学の学会の認定医)
Dr’s Prime Academia(医師向け勉強会)講師
臨床分子栄養研究会認定指導医
【日本在住時】内科学会認定医、消化器内視鏡学会専門医、消化器病学会専門医、産業医
- 所属学会
- 【日本在住時】内科学会、消化器内視鏡学会、消化器病学会
医師紹介
2009年からアメリカ・イリノイ州で生活している松本先生。『35歳からの若さと健康への7大法則』などの著書もお持ちです。現在の活動を中心にお話を伺いました。
― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
アメリカに住んでいる知り合いの医師がヨクミルに登録していて、「こういうシステムがある」と教えてくれました。私自身も医療で困ったら利用したいと思い、ホームページを調べました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
もともとは消化器内科医です。食道から大腸の消化器病や肝疾患を中心に、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を診ていました。内視鏡で、食道静脈瘤の止血や胃潰瘍、大腸出血などの緊急止血も行っていました。2014年頃から「生活や食事を変えることで、慢性疾患はもっと防げるのではないか」と感じるようになり、日本の方を対象に生活・食事指導を始めました。そして2021年には、アメリカ最大の機能性医学の学会「The Institute for Functional Medicine」の認定医となり、現在は機能性医学の医師として活動しています。
― 機能性医学について教えていただけますか?
以前は病気の本態がよく分からないまま、「この病気にはこの薬(例えば、逆流性食道炎なら胃酸抑制剤など)」といように治療をしていましたが、「もっと違う方法があるのではないか」と思うようになりました。そして「人はなぜ病気になるのか」を追求したとき、「本来持っている遺伝子に反する行動をとったときに病気になる」と気づいたのです。
そこで、ヒトの体の仕組みを細胞レベルで追究し、根本原因を見て治療するという機能性医学に興味を持ちました。薬をできるだけ使わず、食事・生活・サプリメント・運動などで根本的にアプローチします。アメリカの医師免許ではありませんが、日本でいう栄養カウンセラーに近い位置づけです。投薬せずによくなる患者さんをみると、やりがいを感じます。
― 普段どんな症状を診察・治療をされていますか?
多国籍の方々の糖尿病、肥満、炎症性腸疾患、乾癬、甲状腺機能低下症、逆流性食道炎、機能性胃腸症、難治性十二指腸潰瘍などに対して、食事・生活・運動指導を行なっています。また、「Dr’s Prime Academia」で医師向けの講義も行っています。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
アメリカでは、家族が受診する際に毎回、目が点になるようなことが起きます。例えば、内視鏡の予約にも半年かかり、費用も約50万円です。長年住んでいても度々驚くので、渡米直後の方にはかなりハードルが高いと思います。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
筋トレ、山歩き、生化学の勉強などです。医師向け勉強会のために自分が勉強しているうちに、身体のことが深く理解できるのがとても楽しいです。半分趣味、半分仕事のようなものですね。また、日本の駐在員コミュニティの日本語補習校で、小中学生を相手に算数を教えることもあります。子どもたちと関わると、若返るようで楽しいです。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
一時しのぎでなく、根本的に体調をよくしたいと思っている方に、ぜひ相談していただきたいです。機能性医学は、症状だけでなく、体の仕組みや細胞レベルで何が異常をきたしているのかを調べて、その原因に介入する医学です。将来にわたる健康知識を得て、「自分と家族の健康は自分で守る」と考える方、そして健康的で楽しい人生を歩みたい方、日本語で安心して話せる医師を求めている方に、ぜひ役立てていただければ幸いです。
― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
アメリカに住んでいる知り合いの医師がヨクミルに登録していて、「こういうシステムがある」と教えてくれました。私自身も医療で困ったら利用したいと思い、ホームページを調べました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
もともとは消化器内科医です。食道から大腸の消化器病や肝疾患を中心に、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を診ていました。内視鏡で、食道静脈瘤の止血や胃潰瘍、大腸出血などの緊急止血も行っていました。2014年頃から「生活や食事を変えることで、慢性疾患はもっと防げるのではないか」と感じるようになり、日本の方を対象に生活・食事指導を始めました。そして2021年には、アメリカ最大の機能性医学の学会「The Institute for Functional Medicine」の認定医となり、現在は機能性医学の医師として活動しています。
― 機能性医学について教えていただけますか?
以前は病気の本態がよく分からないまま、「この病気にはこの薬(例えば、逆流性食道炎なら胃酸抑制剤など)」といように治療をしていましたが、「もっと違う方法があるのではないか」と思うようになりました。そして「人はなぜ病気になるのか」を追求したとき、「本来持っている遺伝子に反する行動をとったときに病気になる」と気づいたのです。
そこで、ヒトの体の仕組みを細胞レベルで追究し、根本原因を見て治療するという機能性医学に興味を持ちました。薬をできるだけ使わず、食事・生活・サプリメント・運動などで根本的にアプローチします。アメリカの医師免許ではありませんが、日本でいう栄養カウンセラーに近い位置づけです。投薬せずによくなる患者さんをみると、やりがいを感じます。
― 普段どんな症状を診察・治療をされていますか?
多国籍の方々の糖尿病、肥満、炎症性腸疾患、乾癬、甲状腺機能低下症、逆流性食道炎、機能性胃腸症、難治性十二指腸潰瘍などに対して、食事・生活・運動指導を行なっています。また、「Dr’s Prime Academia」で医師向けの講義も行っています。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
アメリカでは、家族が受診する際に毎回、目が点になるようなことが起きます。例えば、内視鏡の予約にも半年かかり、費用も約50万円です。長年住んでいても度々驚くので、渡米直後の方にはかなりハードルが高いと思います。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
筋トレ、山歩き、生化学の勉強などです。医師向け勉強会のために自分が勉強しているうちに、身体のことが深く理解できるのがとても楽しいです。半分趣味、半分仕事のようなものですね。また、日本の駐在員コミュニティの日本語補習校で、小中学生を相手に算数を教えることもあります。子どもたちと関わると、若返るようで楽しいです。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
一時しのぎでなく、根本的に体調をよくしたいと思っている方に、ぜひ相談していただきたいです。機能性医学は、症状だけでなく、体の仕組みや細胞レベルで何が異常をきたしているのかを調べて、その原因に介入する医学です。将来にわたる健康知識を得て、「自分と家族の健康は自分で守る」と考える方、そして健康的で楽しい人生を歩みたい方、日本語で安心して話せる医師を求めている方に、ぜひ役立てていただければ幸いです。


