
「ちゃんと育てられているのかな。」
子育てをしていると、そんな不安を感じることはありませんか。
思春期になると会話は減り、「ありがとう」も言ってくれない。
反抗的な態度に、「私の言葉は届いているのかな」「外では挨拶できているのかな」と、心配になる日もあるかもしれません。
私も、そんなことを考えることがあります。
そんなある日、子どものバドミントンの練習を見ていて、ふと感じたことがありました。
コートに落ちたシャトルを、誰かに言われる前にさっと拾う子。
練習の準備や片付けを自然に手伝う子。
「ありがとうございます」と、気持ちよく挨拶ができる子。
その姿を見ているうちに、「子どもは親の言葉だけではなく、毎日の姿を見て育っているんだな」と感じたのです。
もちろん、それだけで子どもの性格が決まるわけではありません。
生まれ持った性格もありますし、学校や友達、先生との関わりなど、さまざまな経験を重ねながら成長していきます。
それでも、毎日一番近くで過ごしている親の姿は、子どもに少しずつ影響を与えているのではないでしょうか。
だからこそ、「勉強しなさい」「ありがとうを言いなさい」と言葉で伝えることも大切ですが、それ以上に、親自身が
どんな姿を見せているかも大切なのかもしれません。
もちろん、私も完璧な親ではありません。
忙しい日は余裕がなくなり、子どもにきつく言ってしまうこともあります。
思うようにできず、「また怒ってしまった」と反省する日もあります。
それでも、「ありがとう」を伝えること。
使ったものを片付けること。
困っている人がいたら自然に手を差し伸べること。
そんな当たり前のことを、自分自身も大切にしたいと思っています。
子どもは、親の言葉をすべて覚えているわけではないかもしれません。
でも、親がどんなふうに人と接していたか。
家族を大切にしていたか。
誰かに「ありがとう」と伝えていたか。
そんな毎日の積み重ねは、きっと子どもの心に残っていくのだと思います。
「こんな大人になってほしい」と願う前に、自分はそんな姿を見せられているかな、と考えるようになりました。
まだまだ反省することばかりですが、子どもと一緒に私も少しずつ成長していけたらいい。
今は、そんなふうに思っています。
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