
海外にいる日本人の皆様へ
海外では、言葉の壁や医療事情の違いが大きなストレスとなり、体調が優れない時の不安は計り知れません。私自身、14年以上海外に住んできた中で、同じような思いをしたことがあり、また、同じような状況にある患者さんを数多く見てきました。そのような時に、今の時代だからこそこうしたサポート・システムがあることは大変ありがたいことだと感じています。ぜひ、このようなサポートをうまく活用し、皆さんが「グローバル人材」として一層の活躍をされることを心より願っています。
プロフィール
- 2004年
- 東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業
- 2004年
- 聖路加国際病院・初期研修医
- 2006年
- 聖路加国際病院・皮膚科専門レジデント
- 2007年
- Liverpool School of Tropical Medicine, Master of International Public Health修了(イギリス)
- 2008年
- ALERT(All Africa Leprosy, Tuberculosis and Rehabilitation Training Centre) 研修修了(エチオピア)
- 2008年
- 国立療養所奄美和光園・医師
- 2009年
- 国立国際医療研究センター病院・皮膚科フェロー (2014年6月より非常勤皮膚科医官)
- 2012年
- Gorgas Course in Clinical Tropical Medicine, Expert Course修了 (ペルー)
- 2012年
- Global Leprosy Programme, World Health Organization研修 (インド)
- 2013年
- 東京大学大学院国際保健学専攻修了
- 2014年
- Liverpool School of Tropical Medicine, Diploma in Tropical Medicine and Hygiene修了 (イギリス)
- 2014年
- 国立駿河療養所・皮膚科医師
- 2018年
- 長崎大学・熱帯医学グローバルヘルス研究科・助教 2020年9月 客員准教授
- 2020年
- Tulane School of Publ ic Health and Tropical Medicine・ 助教(アメリカ合衆国) 2021年12月 准教授
- 資格等
- 日本皮膚科学会認定専門医
- 所属学会
- 日本皮膚科学会、日本国際保健医療学会、American Society of Tropical Medicine & Hygiene、Skin of Color Society等
医師紹介
幼少期にカナダやアメリカで生活し、現在はアメリカ南部を拠点に、国際的な医療分野で活躍されている四津先生に、これまでのご経験や専門について伺いました。
― ヨクミルに興味を持った理由は?
海外在住の日本人を対象としている点に共感しました。私自身、グローバルに仕事をしており、その経験や知識を役立てられることにやりがいを感じました。複数の国で生活し、特に米国の医療に詳しく、日本ではあまり見られない皮膚疾患にも対応できます。海外で皮膚症状を発症した日本人の診察経験もあり、こうした支援ができることに意義を感じています。
― 日本だけでなく、世界の医学を学ぼうと思った理由は?
幼少期を海外で過ごした影響で、自然と国際的な仕事を志すようになりました。最初は栄養士を目指していましたが、人との関わり合いの深い職に就きたく、医師の道を選びました。現在はWHOと連携し、ジュネーブをはじめ各国で活動しています。エチオピア、ペルー、インドに滞在し、西アフリカのプロジェクトにも関わっています。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
皮膚科全般ですが、特に皮膚感染症、熱帯感染症、創傷治療を得意としています。現在は教育と研究が中心で、ハンセン病、ブルーリ潰瘍(主に手足にできる潰瘍)、疥癬(ダニの一種が原因)など「顧みられない熱帯病」の診療や、感染症対策研究、皮膚病AI診断ツールや新しい創傷治療の開発にも取り組んでいます。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
「皮膚は内臓の鏡」とも言われ、体内の状態が現れるため、診察だけで多くの情報が得られる点に魅力を感じました。検査に頼らず診断できる技術は、医療資源の限られる地域でも有用です。皮膚科はアトピー性皮膚炎や乾癬といった疾患、感染症や自己免疫疾患、癌など幅広い病気を診るため、全人的な視点を養うことができました。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
これまでに50か国以上を訪れ、さまざまな困難を経験しました。アメリカでは医療保険の適用範囲や手続きの複雑さ、イギリスでは文化や制度の違い、インドでは医療資源の不足に直面しました。こうした経験から、どこにいても信頼できる医療サポートが受けられる仕組みの重要性を強く実感しています。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
ヨガ、料理、ガーデニングです。特に料理は、現地の食材で世界各国の料理を、味噌などの和風調味料を取り入れてアレンジしています。ホームパーティでふるまうのが楽しみのひとつです。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
医療アクセスに不安を感じている方に、ぜひ利用してもらいたいです。現地の言語や医療システムに慣れていない方にとって、母国語で相談ができる安心感は大きいと思います。日焼けやニキビ、湿疹、傷などの皮膚トラブルのほか、内臓や心の状態が関係する症状にも、生活習慣や食事を含めた総合的なアドバイスが可能です。忙しい方や、通院が難しい高齢者、小さなお子様を持つ方にも、ぜひ気軽に利用していただきたいです。
― ヨクミルに興味を持った理由は?
海外在住の日本人を対象としている点に共感しました。私自身、グローバルに仕事をしており、その経験や知識を役立てられることにやりがいを感じました。複数の国で生活し、特に米国の医療に詳しく、日本ではあまり見られない皮膚疾患にも対応できます。海外で皮膚症状を発症した日本人の診察経験もあり、こうした支援ができることに意義を感じています。
― 日本だけでなく、世界の医学を学ぼうと思った理由は?
幼少期を海外で過ごした影響で、自然と国際的な仕事を志すようになりました。最初は栄養士を目指していましたが、人との関わり合いの深い職に就きたく、医師の道を選びました。現在はWHOと連携し、ジュネーブをはじめ各国で活動しています。エチオピア、ペルー、インドに滞在し、西アフリカのプロジェクトにも関わっています。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
皮膚科全般ですが、特に皮膚感染症、熱帯感染症、創傷治療を得意としています。現在は教育と研究が中心で、ハンセン病、ブルーリ潰瘍(主に手足にできる潰瘍)、疥癬(ダニの一種が原因)など「顧みられない熱帯病」の診療や、感染症対策研究、皮膚病AI診断ツールや新しい創傷治療の開発にも取り組んでいます。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
「皮膚は内臓の鏡」とも言われ、体内の状態が現れるため、診察だけで多くの情報が得られる点に魅力を感じました。検査に頼らず診断できる技術は、医療資源の限られる地域でも有用です。皮膚科はアトピー性皮膚炎や乾癬といった疾患、感染症や自己免疫疾患、癌など幅広い病気を診るため、全人的な視点を養うことができました。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
これまでに50か国以上を訪れ、さまざまな困難を経験しました。アメリカでは医療保険の適用範囲や手続きの複雑さ、イギリスでは文化や制度の違い、インドでは医療資源の不足に直面しました。こうした経験から、どこにいても信頼できる医療サポートが受けられる仕組みの重要性を強く実感しています。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
ヨガ、料理、ガーデニングです。特に料理は、現地の食材で世界各国の料理を、味噌などの和風調味料を取り入れてアレンジしています。ホームパーティでふるまうのが楽しみのひとつです。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
医療アクセスに不安を感じている方に、ぜひ利用してもらいたいです。現地の言語や医療システムに慣れていない方にとって、母国語で相談ができる安心感は大きいと思います。日焼けやニキビ、湿疹、傷などの皮膚トラブルのほか、内臓や心の状態が関係する症状にも、生活習慣や食事を含めた総合的なアドバイスが可能です。忙しい方や、通院が難しい高齢者、小さなお子様を持つ方にも、ぜひ気軽に利用していただきたいです。