初めての海外は不安がいっぱい…?!オーストラリア生活のはじめ方

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オーストラリアで暮らすための気候や地域性などの基本情報から医療事情、病気や怪我したときの注意事項などを紹介しています。

オーストラリアの基本情報

誰もが不利益を被らない!?多様で平等な社会

オーストラリアの面積は769万2,024平方キロメートルで、日本の約20倍の広さです。人口は約2,575万人(2021年9月豪州統計局)です。在留日本人の人数は93,451人(2021年10月1日現在 令和3年版海外在留邦人数調査統計)です。
主要都市はキャンベラ、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレード、ゴールドコーストで、首都はキャンベラです。
オーストラリアの気候は、ステップ気候、砂漠気候が特徴です。エリアによっても大きく異なるので注意が必要です。北部は熱帯サバナ気候、東部海岸地帯は温帯湿潤気候と温帯夏雨気候、南端は地中海性気候になっています。
公用語は英語ですが、先住民のアボリジニが話している言葉も含めると200以上の言語が使用されています。例えばイタリア語やギリシャ語、広東語 (中国)、アラビア語、ベトナム語などが話されています。 オーストラリア人が話す「Aussie English」(オージー・イングリッシュ)は、オーストラリア特有の表現があることでも知られています。オーストラリアは先住民のアボリジニにより古くから受け継がれた伝統と、移民によって新しく育まれた文化が融合した国です。海外生まれの人も多く、どの人に対しても分け隔てなく接する文化があります。第二次世界大戦以降に移住してきた移民の文化や生活様式が、現在のオーストラリアに大きく影響しています。人種や生まれた国の多様性から、オーストラリアは徹底した平等主義社会です。生まれた国や文化的な背景、言語、宗教などによっては、誰しも不利益を被らないという信条があります。

宗教に関してはキリスト教52%、無宗教30%(出典:2016年国勢調査)です。
豪州経済は、1991/92年度から28年連続して経済成長を実現しています。なんと2018年度のGDPは1991年度比で2倍以上の成長を達成しました。
新型ウイルスの影響により2019年度第3及び第4四半期にマイナス成長を記録し、経済成長が途絶えリセッションに突入しました。その後急速に回復し、2020年度の実質成長率は1.4%を記録しました。

[参考]Data Commonsプレイス エクスプローラ

 

 

オーストラリアの医療事情

オーストラリアでは日本と比較して外傷、感染性疾患、妊娠・出産、栄養不良を原因とする死亡が多いといわれています。また、WHOの報告では、全世界の死亡の原因の71%(4,100万人)をNon Communicable Diseases(NCDs)が占めるとされています。NCDsとは循環器疾患・がん・糖尿病・慢性呼吸器疾患などの非感染性疾患の総称で、日本では生活習慣病と呼ばれます。
NCDsが原因で死亡する人のうち、1,500万人が30歳から69歳の間の比較的若い年齢で、このうちの85%以上が、オーストラリアのような低中所得国で発生します。WHOの出したオーストラリアに関する報告では、NCDsによる死亡は77%と高く、国を挙げての対策が始まっています。

まずGP(General Practitioner/総合診療医)の受診が必要!

オーストラリアは、先進国で衛生状況、風土病、特殊な感染症など、日本からの渡航者にとって、特別注意を要する状況はありません。また、医療機関内はどこも清潔で、受付や看護師等医療従事者も親切に接してくれます。しかし、医療システムは、日本を含めた他国と大きな相違があります。渡航中に体調不良が生じた場合や治療中の病気を持ったまま渡航した方が医療を受ける際には、当国の制度に従い医療機関を受診することとなります。

医療を受けるには、まず、GP(General Practitioner/総合診療医)の受診が必要です。風邪や腹痛、外傷、妊娠等々すべてGP受診から医療が始まります。日本で既に専門性の高い病気の診断を受け、治療・投薬や経過観察の指針が定まっている方であっても、同様です。GPの門を叩くところから始める必要があります。血液検査やレントゲンも同様で、患者が血液検査を希望しても、GPがその必要性を認め、血液等検査機関(当地名はPathology)やレントゲン等画像診断施設(当地名はImaging)に依頼状を作成してもらわないと検査が受けられません。GPが入院や手術、専門性の高い治療が必要と判断すると、病院(一部開業の専門医もいます)に紹介され、専門的な医療を受けることができます

救急でも看護師の判断で長時間待機になることも。。

例外として、救急の病状については、公立病院の一部門である救急部(当地名はED/Emergency Department)を患者が自ら、或いは救急車で受診が可能です。このEDは、24時間オープンとなっています。受付の後、急患振り分け専門看護師の診察を受けます。この看護師が、救急でない、或いは待機に支障がないと判断すると、急患より後回しとなり、長時間の待機となります。当地病院EDで一般的に救急と判断される病状は次のとおりです。意識障害、血圧低下や循環不全、吐血・喀血・下血等の出血、外傷などで大きな血管の破綻を主因とする出血、精神の急激な不調、などです。なお、一般的創傷、骨が露出するなど重大な状況でない骨折、眼・耳・鼻の外傷や疾病、成人の発熱、特別な兆候のない腹痛は、待機或いは翌日治療可能と判断される例が多いようです。

受診しなくても一部の処方薬は購入可能


他方で、薬剤師に一定の権限が与えられています。GPを受診しなくても、薬剤師のいる薬局(Chemistryと言います)で、病状を相談すると、薬剤師処方薬という範疇の薬を勧めてくれます。風邪薬(咳止めを含む)、解熱剤、鎮痛剤、抗アレルギー薬、消化器薬、ステロイド剤を含まない皮膚用の薬などです。なお、抗菌薬や心臓の薬、向精神薬、麻薬成分の含まれる医薬品の購入には医師作成の処方箋が必要です。


乾燥と気候の変化、強い日差しに注意!

特にかかりやすい病気というようなものはありませんが、オーストラリア首都特別地域/キャンベラは、乾燥が強いため、これに伴う皮膚の疾病が多い傾向にあります。また、オーストラリア人に皮膚癌が多くなっています。原因として、紫外線が強いためと言われています。日差しから皮膚を守るようにしてください。

また、天候の変化が激しく、乾燥していることから、夏(12月-2月)は熱中症や脱水、冬(6月-8月)は風邪に注意が必要です。冬には南半球流行型インフルエンザが流行ることもあります。また、9月-10月頃には、花粉症に悩まされる人もいます。芝や木の花粉がアレルゲンとなることが多いと言われています。GPあるいは薬局に相談してください。

 

[参考] 外務省「世界の医療事情」> オーストラリア > 病気になった場合

 

 

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