虫垂炎とはどんな症状?手術の回避には早めの医療相談が大切

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虫垂炎とはどんな病気なのかご存知でしょうか。
私は昨年の夏、虫垂炎になり一週間ほど入院し手術をしました。

今回のブログでは、虫垂炎とはどんな病気なのか。
また虫垂炎になって学んだことお伝えしたいと思います。

まず虫垂炎とはどんな病気なのかご説明いたします。

虫垂炎はこんな病気

虫垂炎は虫垂に起こる炎症性の病気で、一生の間に約7%の人が罹患します。「盲腸を薬で散らした」「盲腸を切った」という話を聞かれたことはありませんか? この場合の「盲腸」は「虫垂」を指し、それぞれ「虫垂炎を薬で治した」「虫垂炎で虫垂を切除した」という意味です。
虫垂は、大腸の一番奥の盲腸という部分にくっついた細長い袋状の臓器で、右下腹部に位置しています。さまざまな原因で炎症を起こし、痛みや発熱の原因となります。ひどくなると、腹膜炎を起こして命に関わることもあります。虫垂炎はどの年齢にも起こりますが、10~30歳代の若い人に多く、小児では重症化しやすいといわれています。
典型的な症状は、右下腹部痛(右の腰骨とおへそをつないだ線の外側3分の1の場所)です。みぞおちからおへその上あたりの痛みから始まり、4~6時間後から吐き気食欲不振が現れ、その後右下腹部痛、発熱と続きます。虫垂炎だと判断するには、痛みが移動することとその順番が重要です。しかし、患者さんの約半数は典型的な症状を示さず、診断が難しいことから、医師の間では「たかが虫垂炎、されど虫垂炎」といわれています。

引用元:社会福祉法人 恩賜財団済生会

私も始めは軽い腹痛だったので、虫垂炎だと気付かなく時間が経てば自然と痛みが治まると思っていました。

しかし時間が経つにつれて段々と痛みが強くなり、横になっても痛みが治まりませんでした。
医師に診てもらったほうが良いと判断し、すぐ病院に行き診察してもらい、血液検査と画像検査をしたところ虫垂炎と診断されました。
そのまま入院して翌日には手術をして虫垂を切除し、一週間後に退院しました。

私の場合は気付くのが早かったので、虫垂炎の中でも軽い方でしたが
痛みに我慢していたらもっと悪化して腹膜炎になっていたかもしれません。

また、私は日本での経験なので保険適応がなされましたが、医療事情は国によってとても異なります。
アメリカ滞在中に虫垂炎で救急搬送され手術、数日の入院というだけでも300~400万円が請求されたという事例もあります。
悪化してから病院に行くとなると緊急性も高まりますし、必然的に手術や入院といった治療費もかさむケースが多いです。
少しでも身体に異変がある場合は我慢せず、すぐに医師に相談することがとても大事です。
海外の医療にかかるのは気が引ける、言葉が分からないという方は是非Yokumiruで日本人医師にご相談下さい。

これからも医療相談の大切さを皆さんに知ってもらえるようにYokumiruのブログを通して発信していきます。

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著者アイコン 著者プロフィール
中野なかの 紗瑛さえ
文具メーカーでプロダクトマネージャーを担当後、システム開発販売会社で販売促進やイベント企画を経験。その後、フリーのプランナー・コピーライターとして、商品企画と販売促進全般、店舗、経営者、政治家、医者などの取材、ライティングを数多く手がける。2021年より、YOKUMIRU株式会社のブランディングマネージャーに就任。医療、健康、美容、飲食系のライティングを得意としている。
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