目次
はじめに
留学と言えば、新たな文化に触れること、新しい人々との出会い、そして何よりもその国の言語を学ぶことが大きな目的の一つです。特に英語圏の留学では、英語力が直接的にその経験の価値を左右します。ところが私たち日本人にとって、英語はなかなか手強いです。その壁は高く、時には自分の無力さを思い知らされます。
今回は海外留学でのストレスの原因や解消法について説明します。
留学中のストレスが原因で現れる体調不良
食欲の増減が激しくなる
ストレスにより食欲が不安定になることがあります。食欲増加によって体重が増えることを気にする方も多いでしょう。しかし、食欲不振から食事量が減り、栄養バランスが崩れて体重が落ちるパターンも見受けられます。
集中力が低下する
ストレスが原因で「勉強の集中力が続かない」「学校の授業が頭に入ってこない」と感じることもあります。ストレスを感じることによって、目の前のことより悩みに意識が向いてしまうことが増えます。勉強に集中できないと、留学の効果を実感することが難しくなります。
女性ホルモンの乱れによる生理の遅れ
ストレスは女性ホルモンの分泌に大きな影響を与えます。私たちの身体には、女性ホルモンの分泌を制御する下垂体や視床下部があります。これらの部分からエストロゲンとプロゲステロンというホルモンのバランスを整える指令が出されています。しかし、ストレスがかかるとこれらの指令が正常に働かなくなり、生理の遅れに繋がります。
留学中にストレスを感じる3つの原因
異国での生活
異国での生活は、ストレスが溜まりやすいです。なぜなら、海外と日本では生活習慣や食事、気候などすべてが異なるからです。特に食事や気候の違いは大きく、風邪をひいてしまう人も少なくありません。
勉強へのプレッシャー
例えば、「帰国までにTOEIC800点を取らなければならない」「周りのレベルについていけない」「家族の期待を裏切れない」などと考え続けてしまい、ストレスから胃の痛みを感じる人も少なくありません。特に「周りの語学レベルについていけない」といったプレッシャーを抱えている人は多いです。
集団生活
初対面の人同士での集団生活は、一人でリラックスできる時間が減るため、ストレスを感じやすくなります。常に人目を気にする必要があるため、多くのストレスを感じます。一見、共有生活は楽しそうに見えるかもしれませんが、実際にはストレスの連続となることもあります。
留学中のストレス解消法
日本食を食べる
適度に日本食を食べることをおすすめします。日本食レストランで寿司やラーメンを食べることで、息抜きにもなります。特にフィリピンやアメリカ、ヨーロッパなどでは日本食レストランが増えており、食べ比べできるほどお店がある地域もあります。慣れ親しんだ日本食や好きなメニューを食べて、ストレスを発散しましょう。
運動をする
運動はストレス軽減に効果的です。例えば、朝の散歩やお風呂上がりのストレッチ、友人とスポーツなどです。適度に体を動かすことで、ストレスを溜め込まないようにすることが可能です。また、運動する間は脳が休むため、ストレスレベルも下がり、集中力も高まります。
日本にいる家族や友人に電話をする
留学中にストレスを感じたら、日本にいる知り合いへ電話するのも効果的です。人に悩みを聞いてもらうと、気分がスッキリすることも少なくありません。Wi-Fiのある環境であれば、LINEなどのアプリの無料通話が利用できます。話すことが好きな人は活用してみてください。
おわりに
もちろん、ある程度の悩みは誰もが抱えるものです。しかし、相談相手や愚痴を言い合う仲間がいないと、怒りや自己嫌悪、悲しみといった感情が日々溜まっていき、身体症状が現れたり、やる気が出ない、朝起きられないといったメンタルヘルス症状にも繋がりかねません。しっかりストレスと向き合って留学生活を楽しみましょう。
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