関東の病院で泌尿器科医として勤務されている吉山先生に、ご専門分野やヨクミル相談医師に登録された理由などを伺いました。

― ヨクミルに興味を持った理由は？
普段は日本で診療をしていますが、ここ数年、海外出身の患者様が増えてきたと感じています。体調が悪い中で、慣れない異国の病院を受診されるのは、とても不安なことだと思いますので、その不安を少しでも和らげたいと思う場面が多くあります。ヨクミルのサービスを知ったとき、海外在住の日本人の方々も同じような不安を抱えていらっしゃると強く感じました。特に泌尿器科領域は相談しづらい分野でもありますので、安心して相談できる場を提供できればと思い、相談医師に登録しました。

― 専門分野や得意分野を教えてください。
泌尿器科領域全般（血尿・頻尿・排尿時痛などの排尿に関する症状、性感染症、結石、泌尿器科がんなど）を専門としています。また、女性の排尿障害に関する研究で博士号を取得しており、その分野については特に詳しくご相談に対応できます。

― 普段どんな症状を診察されていますか？
急性期病院で泌尿器科専門医として勤務しており、頻尿、血尿、背中や下腹部の痛みの原因を調べる診療を日々行っています。また、前立腺癌・膀胱癌・腎癌など、泌尿器科癌の手術にも携わっています。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
泌尿器科は内科と外科の区別がなく、初診から手術、さらには抗がん剤治療まで一貫して担当できる点に魅力を感じました。患者様に長く寄り添いながら、一緒に治療方針を考えていくプロセスは難しさもありますが、その分やりがいも大きいです。また、私がこの科を選択した当時は女性の泌尿器科医が少なく、「異性の医師には相談しづらいお悩みを抱える女性患者様のお力になりたい」という気持ちもありました。

― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか？
短期の海外旅行中、風邪の症状や発熱しても、言葉の壁や医療制度の違いが気になり受診をためらったことが何度かあります。幸い軽症ですみましたが、「体調不良は突然起きるものなので、気軽に相談できる仕組みがあると安心だ」と強く感じました。

― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
自然が多い場所への旅行が好きで、美しい景色を眺めたり美味しいものを食べたりすることが癒しになっています。旅行の際は「絶対に食べたいものリスト」を作ってから出発します。移動中にゆったり本を読んだり映画を観たりする時間も、旅の楽しみのひとつです。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか？
泌尿器のお悩みは、相談しづらいと感じる方が多いと思います。特に海外では、日本以上に受診のハードルが高く感じる場面もあるでしょう。頻尿・血尿・尿漏れなどの尿トラブル、陰部のできものや、突然の腰の痛み、性感染症の心配、尿路結石の疑いなど、「これは泌尿器科かな？」という迷いから、市販薬や処方薬の相談、現地で提案された治療のセカンドオピニオンまで、どうぞ気軽にご相談ください。