ヨクミル相談医師である高 真守医師の写真
相談医師

高 真守

相談科:
専門領域:
  • 脳神経内科
海外にいる日本人の皆様へ
和歌山県立医科大学脳神経内科と関連病院にて10数年、第一線で診療・教育・研究に携わってきました。パーキンソン病を専門としておりますが、その他のパーキンソン症候群や、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、視神経脊髄炎、ギラン・バレー症候群、筋炎、重症筋無力症、脳炎、てんかん、手根管症候群、頚椎症・腰椎症など、一般的な病気から稀な病気まで、幅広い診療経験があります。 体の動きや感覚などの異常でお困りのときには、病気の種類を問わずお気軽にご相談ください。
プロフィール
2007年
和歌山県立医科大学医学部 卒業
2007年
和歌山県立医科大学附属病院 初期研修医
2009年
和歌山県立医科大学附属病院 神経内科 学内助教
2010年
独立行政法人労働者健康福祉機構和歌山労災病院 神経内科 嘱託医
2011年
和歌山県立医科大学附属病院 神経内科 学内助教
2015年
和歌山県立医科大学附属病院 脳神経内科 助教
2023年
和歌山県立医科大学附属病院 脳神経内科 講師
2024年
紀南病院/思温クリニック 非常勤医師

資格等
神経内科専門医・指導医 、総合内科専門医 、医学博士
所属学会
日本内科学会 、日本神経学会 、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会

医師紹介
和歌山の大学病院に長年勤務されている高先生。普段どのような症状の診察や研究をされているのか、ご専門分野のお話をお聞きしました。

― ヨクミルに興味を持った理由は?
ホームページでヨクミルを知り、良いサービスだと思い、ぜひその一員として活動したいと思いました。国内からオンラインで、海外在住の方の不安を解消したくて応募しました。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
専門科は脳神経内科です。パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経難病の他、認知症、頭痛、脳卒中、てんかんなどの一般的な病気から、多発性硬化症、重症筋無力症、ギラン・バレー症候群、筋炎などの比較的稀な病気まで、脳・神経・筋に関連する頭に関わるあらゆる病気を診察してきました。

― 普段どんな症状を診察・治療・研究をされていますか?
体の動きの異常(力が入らない、歩きにくい、動きが鈍い、勝手に動く等)や、感覚異常(ビリビリ感、感覚を感じない等)、頭痛、物忘れ、けいれん、意識障害などの症状に対応しています。
専門の研究分野はパーキンソン病です。脳の中のドーパミンが減って体の動きが鈍くなる病気ですが、薬でドーパミンを補充すると動けるようになります。症状が似ているパーキンソン症候群では薬の効きがあまり良くなく、違う対応が必要となるので、正確な診断が必要です。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
元々医師を志した頃から脳の機能に興味があり、その中でも脳神経内科に興味を持ちました。当時の担当教授の、流れるような神経診察と洞察に感銘を受け、脳神経内科の道に進むことにしました。神経の病気は診察が重要なのですが、その流れに沿った診察が素晴らしかったのです。

― 海外滞在中に体調や医療で困った経験はありますか?
医学生の時に、バングラデシュで原因不明の高熱・頭痛・嘔吐・下痢で寝込んだことがあります。その頃は知識もなく若かったので、現地の薬局で抗生剤らしき薬を買って、なんとか回復しましたが、今思うと恐ろしい体験でした。

― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
深井龍之介さんらが、ポッドキャストやVOICYで配信しているCOTEN RADIOが、最近のブームです。歴史の話を通して、現代人の人文知を広める活動が非常に興味深く、考えさせられます。また、動画を見ながらトレーニングをしたり、3人の息子たちと近くの公園に行って、サッカーなどで体を動かしたりしてリフレッシュしています。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
オンラインで動きや感覚を見ながら相談にのりますので、何でもご相談ください。地域によっては、脳神経内科の診療を受けることは簡単ではありません。上記のような症状がある場合は、どなたでもお問い合わせください。また、元々パーキンソン病やてんかんなどで脳神経内科の診察を受けていて、海外旅行中にトラブルが起こったときなどにも、対応をアドバイスさせていただきます。現地での診断に対して、日本での治療法やセカンドオピピニオン的な相談、市販薬や処方薬の用法容量などもご相談ください。

カテゴリー

アーカイブ

検索

ヨクミル医療相談
-海外から日本人医師に相談-
をダウンロード
Download on the App store Google Playで手に入れよう