
海外にいる日本人の皆様へ
こんにちは。2011年卒業後、リウマチ膠原病内科を専門に、内科診療を行っています。現在は夫の仕事の都合でインドで子育てをしています。
リウマチ膠原病疾患で多い症状としては、関節の痛みやこわばり、皮疹、発熱、体の不調などが挙げられます。ご心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。日本でこれまで治療をされて来た方も、海外での診療内容に関してご不安なことがあると思います。海外生活でストレスがかかりやすい状況下での病勢の変化もありますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
プロフィール
- 2011年
- 川崎医科大学卒業
- 2016年
- 倉敷中央病院 リウマチ膠原病内科 専門研修終了
- 2020年
- 京都大学臨床免疫学 博士課程終了
- 2020年
- 京都大学医学部附属病院 膠原病内科 勤務
- 2022年
- 大阪公立大学医学部附属病院 膠原病内科勤務
- 所属学会
- 日本内科認定医、リウマチ専門医、指導医
医師紹介
ご主人の仕事の関係で、昨年春よりインドに移住された阿曽沼先生に、ご専門分野やインドの医療事情などをお聞きしました。
― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
夫を通じて関係者の方にお会いし、ヨクミルを知りました。現在インドで子育て中ですが、日本の医師免許ではこちらで仕事をすることができません。これまでの医師としての経験を活かし、海外で困っている日本人の方の力になればと、ヨクミルに登録させていただきました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
内科全般で、特にリウマチ膠原病内科が専門です。自分の体の外から入って来た細菌、ウイルスなどの異物と戦う力を免疫と言いますが,間違って自分自身を攻撃してしまうのが「自己免疫疾患」の膠原病です。疾患名でいうと関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、シェーグレン症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎、血管炎などが挙げられます。
― 普段どんな症状を診察・治療・研究されていますか?
自覚症状としては、手足の関節痛、朝のこわばり、皮疹、発熱などが多いですが、障害臓器によっては認知症のような症状、手足の麻痺や痺れ、頭痛、意識障害、脱毛、呼吸苦、咳、頻尿、腰痛など様々な症状で来院する患者さんもいます。治療としては、ステロイドや免疫抑制剤を使用することがあります。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
特定の臓器に関わらず、全身を診られる医師になりたくて選択しました。また、長期にわたり患者さんと接していくことが多い診療科なので、病気と上手く付き合っていくお手伝いもできればと思っています。
― 海外滞在中に、体調や医療に関して困った経験はありますか?
インドに移住して初めの3ヶ月は、毎月、嘔吐下痢で悩まされました。日本にいる時は経験がありませんでしたが、インドでは少し無理をすると、すぐに体調を壊してしまい、夜中の嘔吐下痢で大変な思いをしました。また、1歳の子供が発熱、咳が継続した際は、日本にはない感染症かと不安になった経験があります。幸い、日本と変わらない医療レベルの病院を受診することができましたが、医療システムや使用する薬剤も違いましたし、言語の問題で不安に思うこともありました。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
インドではヨガが国民に根付いていて、私も週3回ヨガクラスに参加することで心身ともにリフレッシュしています。また、いけばなの免許を持っているため、こちらで知り合った方に、いけばな教室を開催して気分転換をしています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
整形外科疾患だと思われた腰痛、膝痛、肩や手のこわばりが、実はリウマチや脊椎関節炎だったということや、他の内科で調べたが診断に至らなかった時に、実は膠原病という診断に至るケースもあります。膠原病内科を受診しようか迷っている方、実際診断を受けて日本の医師の意見も聞いてみたい方、受診した医療機関での医師の説明が理解しきれなかった、海外の医師を受診したら薬剤が変わってしまったなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。
― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
夫を通じて関係者の方にお会いし、ヨクミルを知りました。現在インドで子育て中ですが、日本の医師免許ではこちらで仕事をすることができません。これまでの医師としての経験を活かし、海外で困っている日本人の方の力になればと、ヨクミルに登録させていただきました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
内科全般で、特にリウマチ膠原病内科が専門です。自分の体の外から入って来た細菌、ウイルスなどの異物と戦う力を免疫と言いますが,間違って自分自身を攻撃してしまうのが「自己免疫疾患」の膠原病です。疾患名でいうと関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、シェーグレン症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎、血管炎などが挙げられます。
― 普段どんな症状を診察・治療・研究されていますか?
自覚症状としては、手足の関節痛、朝のこわばり、皮疹、発熱などが多いですが、障害臓器によっては認知症のような症状、手足の麻痺や痺れ、頭痛、意識障害、脱毛、呼吸苦、咳、頻尿、腰痛など様々な症状で来院する患者さんもいます。治療としては、ステロイドや免疫抑制剤を使用することがあります。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
特定の臓器に関わらず、全身を診られる医師になりたくて選択しました。また、長期にわたり患者さんと接していくことが多い診療科なので、病気と上手く付き合っていくお手伝いもできればと思っています。
― 海外滞在中に、体調や医療に関して困った経験はありますか?
インドに移住して初めの3ヶ月は、毎月、嘔吐下痢で悩まされました。日本にいる時は経験がありませんでしたが、インドでは少し無理をすると、すぐに体調を壊してしまい、夜中の嘔吐下痢で大変な思いをしました。また、1歳の子供が発熱、咳が継続した際は、日本にはない感染症かと不安になった経験があります。幸い、日本と変わらない医療レベルの病院を受診することができましたが、医療システムや使用する薬剤も違いましたし、言語の問題で不安に思うこともありました。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
インドではヨガが国民に根付いていて、私も週3回ヨガクラスに参加することで心身ともにリフレッシュしています。また、いけばなの免許を持っているため、こちらで知り合った方に、いけばな教室を開催して気分転換をしています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
整形外科疾患だと思われた腰痛、膝痛、肩や手のこわばりが、実はリウマチや脊椎関節炎だったということや、他の内科で調べたが診断に至らなかった時に、実は膠原病という診断に至るケースもあります。膠原病内科を受診しようか迷っている方、実際診断を受けて日本の医師の意見も聞いてみたい方、受診した医療機関での医師の説明が理解しきれなかった、海外の医師を受診したら薬剤が変わってしまったなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。