海外にいる日本人の皆様へ
はじめまして。海外に住んでいる時に乳房に症状を自覚したり、乳がんや乳腺の病気と診断されて不安な気持ちでお過ごしの方のために、お役に立てたら嬉しいです。日本語での説明、日本での治療との比較、日本帰国のための手続きについてなど是非ご相談ください。
プロフィール
- 2004年
- 北海道大学医学部卒業
- 2006年
- 聖路加国際病院乳腺外科
- 2009年
- 浜松オンコロジーセンター乳腺科
- 2011年
- 亀田総合病院乳腺科
- 2014年
- ダナファーバーがん研究所 研究助手
- 2016年
- MDアンダーソンがんセンター リサーチインターン
- 2020年
- 一般社団法人BC Tube 理事
医師紹介
8年前より、ご主人の仕事の関係でアメリカのボストンで生活されている田原先生。ご専門分野の乳腺外科と乳がんについて、お話を伺いました。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
オンライン診療に興味があり、偶然ヨクミルを見つけました。ほかのサービスでは1人の医師が様々な科の相談を受けるものが多い中で、ヨクミルは、専門分野に特化して相談を受けることができるのが良いですね。
― 専門分野とその道を選んだ理由を教えてください。
乳がんの診断や治療が中心の乳腺外科です。乳がんは他のがんに比べて、若い年代から発症する人が多いがんです。年齢的に子育て中だったり、バリバリと働き盛りだったり、家事も育児も仕事も、人生の中で一番大変なときに罹患する方が多いのです。もともと女性医療に興味があったため、そういう若い女性たちを助けたいという気持ちでこの道を選びました。
現在、女性のがん全体の約20%が乳がんで、日本人女性では一番多いがんです。年間9万人の方が新たに乳がんと診断され、年々増えてきています。
― 乳がんが増えている理由は何ですか?
いろんな要素がありますが、生活スタイルや食生活の変化、出産しない女性が増えたこと、初産年齢が高くなったこと、初潮年齢が早く閉経年齢が遅くなったこと、肥満や糖尿病もリスクを高めると考えられています。また、遺伝的に乳がんになりやすい人もいます。原因はひとつではなく様々な要素が関わっています。
早期発見には、検診を受けることとセルフチェックの両方を推奨しています。触って分かる部分なので、定期的にチェックして、いつもと違う変化を感じた場合は早めに医療機関を受診してください。予防としては、健康的な生活をすることです。タバコとお酒は乳ガンのリスクになるので、控え目にしてください。
― 他に乳腺の病気にはどんなものがありますか?
線維腺腫という良性のしこり、葉状腫瘍という悪性や良性のしこり、乳腺炎などがあります。外来で多いのが乳房痛ですが、これはほとんどが月経周期など女性ホルモンの作用による痛みで、心配のないものであることが多いです。
― 先生の趣味やリフレッシュ法を教えてください。
旅行が好きで学生のころから世界中の色んなところに行っています。観光地を訪れたり、美味しいものを食べたり、現地の人々と触れ合ったりなど、その国でしか体験できないことを楽しんでいます。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
乳房の痛みやしこりなどの症状がある方、日本以外の国で乳がんの治療中の方など乳房に関することであればどんなことでも是非ご相談ください。
私は、アメリカで乳がんになった方をサポートするボランティア団体で臨床アドバイザーをしていますが、「日米の治療方針の違いを知りたい」という相談が多いです。その人の状況によって選択肢が変わってくるので、詳しく話していただければアドバイスができます。セカンドオピニオン、英文の検査結果や医療用語の解説などもできますので、困っている方は、どなたでもお気軽に相談してください。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
オンライン診療に興味があり、偶然ヨクミルを見つけました。ほかのサービスでは1人の医師が様々な科の相談を受けるものが多い中で、ヨクミルは、専門分野に特化して相談を受けることができるのが良いですね。
― 専門分野とその道を選んだ理由を教えてください。
乳がんの診断や治療が中心の乳腺外科です。乳がんは他のがんに比べて、若い年代から発症する人が多いがんです。年齢的に子育て中だったり、バリバリと働き盛りだったり、家事も育児も仕事も、人生の中で一番大変なときに罹患する方が多いのです。もともと女性医療に興味があったため、そういう若い女性たちを助けたいという気持ちでこの道を選びました。
現在、女性のがん全体の約20%が乳がんで、日本人女性では一番多いがんです。年間9万人の方が新たに乳がんと診断され、年々増えてきています。
― 乳がんが増えている理由は何ですか?
いろんな要素がありますが、生活スタイルや食生活の変化、出産しない女性が増えたこと、初産年齢が高くなったこと、初潮年齢が早く閉経年齢が遅くなったこと、肥満や糖尿病もリスクを高めると考えられています。また、遺伝的に乳がんになりやすい人もいます。原因はひとつではなく様々な要素が関わっています。
早期発見には、検診を受けることとセルフチェックの両方を推奨しています。触って分かる部分なので、定期的にチェックして、いつもと違う変化を感じた場合は早めに医療機関を受診してください。予防としては、健康的な生活をすることです。タバコとお酒は乳ガンのリスクになるので、控え目にしてください。
― 他に乳腺の病気にはどんなものがありますか?
線維腺腫という良性のしこり、葉状腫瘍という悪性や良性のしこり、乳腺炎などがあります。外来で多いのが乳房痛ですが、これはほとんどが月経周期など女性ホルモンの作用による痛みで、心配のないものであることが多いです。
― 先生の趣味やリフレッシュ法を教えてください。
旅行が好きで学生のころから世界中の色んなところに行っています。観光地を訪れたり、美味しいものを食べたり、現地の人々と触れ合ったりなど、その国でしか体験できないことを楽しんでいます。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
乳房の痛みやしこりなどの症状がある方、日本以外の国で乳がんの治療中の方など乳房に関することであればどんなことでも是非ご相談ください。
私は、アメリカで乳がんになった方をサポートするボランティア団体で臨床アドバイザーをしていますが、「日米の治療方針の違いを知りたい」という相談が多いです。その人の状況によって選択肢が変わってくるので、詳しく話していただければアドバイスができます。セカンドオピニオン、英文の検査結果や医療用語の解説などもできますので、困っている方は、どなたでもお気軽に相談してください。