
海外にいる日本人の皆様へ
お子さまのことであれば、どのようなことでも気兼ねなくご相談ください。海外在住の邦人の診療を数多く経験しており、日本の医療環境に慣れた方が海外の医療に触れた際に感じる戸惑いや不安を、深く理解しています。新たな症状のご相談はもちろん、すでに現地の医療機関にかかっている場合でも、治療方針や説明の解釈、日本との医療制度や考え方の違いなどについて、橋渡し役として分かりやすくお伝えいたします。また、ワクチンに関するご相談にも力を入れており、これまでの接種歴を整理したうえで、足りないワクチンがないかを確認し、今後の接種計画を居住国の状況に合わせて一人ひとりに最適な形でご提案いたします。これからワクチン接種を始める乳児の場合には、居住国と日本の接種スケジュールをすり合わせて、日本国内の児と遜色がないよう、安心して予防接種を進められるようお手伝いいたします。
プロフィール
- 2005年
- 高麗大学医学部医学科 卒業
- 2007年
- 足利赤十字病院 初期臨床研修医
- 2009年
- 順天堂大学医学部小児科学教室 入局
- 2018年
- 順天堂大学大学院医学研究科博士課程 修了
- 2019年
- 渡英し、大手日系病院で家庭医として勤務
- 2024年
- 小児科クリニックにて非常勤医として勤務
- 資格等
- 小児科学会専門医・指導医、医学博士
- 所属学会
- 日本小児科学会
医師紹介
松村成一先生(小児科)
幼少期より韓国と日本を往復して暮らした経験があり、2019年からはイギリスに移住されている松村先生に、ご専門分野などについてお話を伺いました。
― ヨクミルに興味を持った理由は?
現在イギリスに住んでおりますが、日系病院での診療を通じて、海外で暮らす日本人の方が医療で大変な思いをしていることを肌で感じていました。そんな中で、日本国内向けではなく、海外在住邦人に特化したオンライン相談サービスがあることを知り、イギリスで邦人診療を行ってきた自身の経験を活かせる仕事として関心を持ちました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
小児科全般を診療しています。アレルギーや夜尿症、成長に関するご相談など、どのような症状でも対応します。小児科の専門分野は多岐に分かれますが、元々の私の専門は小児消化器です。腹痛、便秘、炎症性腸疾患(IBD)など、お子さまの「お腹の症状」を中心に、丁寧な診療を心がけています。
― 普段どんな症状を診察・治療・研究をされていますか?
専門分野が小児消化器ですので、大学院では「炎症によってただれた腸管粘膜の再生メカニズム」をテーマに研究し、学位を取得しました。現在では、小児科全般の診察にあたるとともに、乳幼児健診やワクチンに関する相談にも積極的に取り組んでいます。海外で生活するお子さんは、日本と異なるワクチンのスケジュールに戸惑うことが少なくありません。近年、小児のワクチンは種類が増え複雑化しており、国ごとに接種時期や定期接種の内容が異なるうえ、現地特有の感染症も考慮する必要があります。そのため、一人ひとりに必要なワクチンを見極めることは容易ではありません。現在の接種状況を整理し、日本への帰国を見据えながら、今後どのように接種を進めていくべきか、そうしたワクチンのアドバイスが可能です。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
小児科を選んだ理由は、子どもたちの目覚ましい回復力に感動したためです。常に成長を続けている子どもたちを診療することは、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
自分自身が海外に住んで、医療制度の違い、気軽に病院を受診できないこと、専門医につながるまでに時間がかかることなど、多くの驚きを体験しました。「国が変われば医療が変わる」ということを痛感しています。個人の体験だけでなく、これまで海外在住邦人の診療に携わってきた経験からも、医療環境に恵まれた日本で暮らしていた方々が、海外の医療に触れたときに感じる戸惑いや不安を深く理解しています。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
音楽全般が好きで、ドラムを叩いたりギターを弾いたりします。自宅にはドラムセットもあり、勤務先の病院のクリスマス会などで演奏を披露しています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
日本であれば気軽に相談できることでも、海外にいると相談先が見つからず不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。たとえ現地の医療機関を受診されていても、「この方針でよいのか」「日本ではどう対応されるのか」といった疑問や不安は尽きません。現地で解消できない不安を和らげるために、日本の医師の意見を聞く機会を提供することは、大きな意義があると考えます。怪我や病気だけでなく、ワクチン接種、子育て相談、栄養・食事、また韓国や英国の医療事情などについても、どうぞ気軽にご相談ください。
幼少期より韓国と日本を往復して暮らした経験があり、2019年からはイギリスに移住されている松村先生に、ご専門分野などについてお話を伺いました。
― ヨクミルに興味を持った理由は?
現在イギリスに住んでおりますが、日系病院での診療を通じて、海外で暮らす日本人の方が医療で大変な思いをしていることを肌で感じていました。そんな中で、日本国内向けではなく、海外在住邦人に特化したオンライン相談サービスがあることを知り、イギリスで邦人診療を行ってきた自身の経験を活かせる仕事として関心を持ちました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
小児科全般を診療しています。アレルギーや夜尿症、成長に関するご相談など、どのような症状でも対応します。小児科の専門分野は多岐に分かれますが、元々の私の専門は小児消化器です。腹痛、便秘、炎症性腸疾患(IBD)など、お子さまの「お腹の症状」を中心に、丁寧な診療を心がけています。
― 普段どんな症状を診察・治療・研究をされていますか?
専門分野が小児消化器ですので、大学院では「炎症によってただれた腸管粘膜の再生メカニズム」をテーマに研究し、学位を取得しました。現在では、小児科全般の診察にあたるとともに、乳幼児健診やワクチンに関する相談にも積極的に取り組んでいます。海外で生活するお子さんは、日本と異なるワクチンのスケジュールに戸惑うことが少なくありません。近年、小児のワクチンは種類が増え複雑化しており、国ごとに接種時期や定期接種の内容が異なるうえ、現地特有の感染症も考慮する必要があります。そのため、一人ひとりに必要なワクチンを見極めることは容易ではありません。現在の接種状況を整理し、日本への帰国を見据えながら、今後どのように接種を進めていくべきか、そうしたワクチンのアドバイスが可能です。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
小児科を選んだ理由は、子どもたちの目覚ましい回復力に感動したためです。常に成長を続けている子どもたちを診療することは、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
自分自身が海外に住んで、医療制度の違い、気軽に病院を受診できないこと、専門医につながるまでに時間がかかることなど、多くの驚きを体験しました。「国が変われば医療が変わる」ということを痛感しています。個人の体験だけでなく、これまで海外在住邦人の診療に携わってきた経験からも、医療環境に恵まれた日本で暮らしていた方々が、海外の医療に触れたときに感じる戸惑いや不安を深く理解しています。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
音楽全般が好きで、ドラムを叩いたりギターを弾いたりします。自宅にはドラムセットもあり、勤務先の病院のクリスマス会などで演奏を披露しています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
日本であれば気軽に相談できることでも、海外にいると相談先が見つからず不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。たとえ現地の医療機関を受診されていても、「この方針でよいのか」「日本ではどう対応されるのか」といった疑問や不安は尽きません。現地で解消できない不安を和らげるために、日本の医師の意見を聞く機会を提供することは、大きな意義があると考えます。怪我や病気だけでなく、ワクチン接種、子育て相談、栄養・食事、また韓国や英国の医療事情などについても、どうぞ気軽にご相談ください。


