
子育てで「疲れた」と感じるのは自然なこと
子育ては喜びと同時に大きな負担も伴います。
夜泣きで眠れない、子どものイヤイヤに振り回される、家事や仕事と両立できない…。
そんなとき「子育てに疲れた」と感じるのは、決してあなた一人ではありません。
育児疲れは、親の力不足ではなく、心身の自然な反応です。休むことも含めて“子育て”の一部と考えてください。
育児ストレスがたまりやすい原因

睡眠不足と体力の消耗
夜中の授乳や夜泣きで慢性的な睡眠不足に陥ると、心も体も限界を迎えやすくなります。
孤独感やサポート不足
周囲に相談できる人がいないと、「自分だけがつらい」と感じ、育児ストレスが強まります。
完璧を目指しすぎるプレッシャー
「いい親でいなければ」という思い込みが、自分を追い込んでしまうことも。
赤穂千尋先生よりコメント
育児ストレスを感じるのは普通のこと。大切なのは“疲れている自分を認める”ことから始めることです。
二児の子育て中で、私自身も日々試行錯誤して奮闘していますので、働く方や親御様の気持ちを深く理解できると思います。皆様のお話を、ぜひお聞かせください。
次回は、今回掲載した子育の悩みを軽くする方法を掲載予定です。
赤穂千尋先生の紹介

プロフィール
2005年 東京外国語大学欧米第二課程外国語学部スペイン語専攻卒業後、船会社にて貿易事務に従事。
2008年 東海大学医学部医学科に編入
2013年 東海大学医学部卒業
2015年 岡山大学精神科神経科にて精神科後期研修
2017年 慈圭病院精神科勤務
2020年 まな星クリニック勤務
2025年 さきがけホスピタル勤務
資格等
精神保健指定医、精神科専門医、日本医師会認定産業医、児童精神精神医学会認定医、子どものこころ専門医
海外にいる日本人の皆様へ
成人の精神科の臨床経験を経て,児童精神科クリニックで児童精神科を、総合病院の心療内科、精神科単科病院にて成人の精神科心療に携わってきました。 心の不調のことだけに,文化的背景が異なる海外では専門家に相談をしてもしっかりと理解をしてもらうのが難しいかもしれません. 元気が出ない,ちょっとしたことで不安になりやすい,ストレスからの体調不良などから,お子さんの発達に関する不安,子育てに関するご相談など,ぜひ気軽にご相談いただけたらと思います。



