ヨクミル 海外オンライン医療相談サービス

これまでもタイやニューヨークに居住経験があり、現在はアメリカのヒューストンで生活されている茨木先生。ご専門分野やタイでの勤務経験について伺いました。

― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか？
Facebookの広告でヨクミルを知りました。私も海外生活をしているので、医療に関して不安なる気持ちは、とても理解できます。海外の医療は日本と異なるため、分からない部分が多いと思います。そんな環境で、直接日本人医師に相談できるシステムは、非常に心強いと感じました。私自身の経験で、日本人の方々をサポートできたらと思います。

― ご専門とその道を選んだ理由を教えてください。
麻酔科が専門です。麻酔科は手術時だけでなく、患者さんの体の状態を常にコントロールする科だと研修医の時に知りました。手術が終わった後も、患者さんが痛みなく過ごせるように、全身をサポートすることができる魅力的な科だと思って選択しました。海外での手術を受ける際の疑問や質問、海外での出産に関する質問などには、特に詳しくお答えできると思います。

― どんな悩みや症状の相談が可能ですか？
これから海外で手術を受ける方は、麻酔科の先生から説明があると思いますが、どんな麻酔をするのか理解できない、不安があるという場合は相談してください。また、海外では無痛分娩が多いのですが、無痛分娩や帝王切開などは麻酔科が深く関わる分野です。出産を控えている方は、どんな手術の流れでどんな麻酔をするのかなど、具体的な説明をさせていただきます。産業医としても勤務経験がありますので、海外勤務に関するお悩みにも幅広くアドバイスができます。

― 産業医としては、どのようなご経験がありますか？
企業専属の産業医として、仕事をする上での体の不調、メンタル面の相談を多く受けていました。心身に不調がある場合は、企業の担当者と面談を行なって、配置換えなど早めに対処をするように相談します。そして、健康診断の結果についても社員と面談して、生活や食事のアドバイスを行なっていました。

― タイの病院では、どんな仕事をされていましたか？
外国人の富裕層向けに医療を提供するバンコクの私立病院で、コーディネーション医師として働いていました。日本の患者さんとタイ人医師の間に入って、症状や治療法などを通訳したり、日本の患者さんの病室を訪問して様子を診たりしていました。重症で日本に搬送が必要な場合は、受け入れてくれる病院を探して手配する仕事もありました。

― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
美味しいものを食べるのが好きで、週末は外食に出かけます。この辺は、ステーキやメキシカンが美味しいです。駐在員の奥さん同士でご飯を食べに行ったり、ホームパーティーをしたりもあります。飲食店が閉まるのが早いので、誰かの家で持ち寄りパーティーを楽しんでいます。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか？
ちょっとした疑問でも、体に関わることはとても心配だと思います。私は海外生活を経験していて、医療を受ける時の大変さや面倒さもよく理解できるので、些細な悩みや困りごとなども相談してほしいです。タイの医療状況のみならず、東南アジア各国にも訪問して、それぞれの国の医療状況にも精通しています。アメリカにおける保険や医療状況も身をもって実感しています。産業医の経験からも、海外駐在における悩みにも数多く対応してきましたので、働く方々のサポートもできたらと思っています。