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ヨクミル相談医師である桒田 有紀医師の写真
相談医師

桒田 有紀

相談科:
海外にいる日本人の皆様へ
桒田有紀と申します。大学病院で臨床研修および精神科に勤務。その後、大手メーカー企業の専属産業医として、社内の健康管理に携わっていました。また、COVID-19が流行した時期にはCOVID-19患者のオンライン診療に従事していました。 現在は韓国を拠点に生活しており、現地で妊娠・出産を経験しました。文化や言葉の壁、家族や親しい友人知人がいない等、海外生活ではストレスがかかりやすく、物理的・心理的にもサポートが少なくなりやすい環境です。心身の不調について、一人で不安や悩みを抱えずに気軽にご相談ください。
プロフィール
 


医師紹介
国際結婚と海外出産を経験し、2022年から韓国で子育て中の桒田先生。韓国の医療事情や出産経験、ご専門分野などの話をお聞きしました。

― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
大学病院で精神科医として勤務後、大手メーカー企業で専属産業医として社員の方々の健康管理に携わっていました。韓国で妊娠出産し、子育てを通して病院に行く機会が増えました。その際に言語で苦労することが多く、同じように悩んでいる日本人の方がいるのではないかと思い、医療相談サービスを検索してヨクミルを知りました。海外に住む日本人の方に寄り添う理念が素敵だと思い興味を持ちました。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
日本では、身体的な不調全般とメンタルヘルス不調を診ていました。産業医としては、社員が心身ともに健康で仕事が行えるように、医学知識をもとにサポートしていました。健康診断結果の解釈、働き方や日常生活の過ごし方、病院受診の判断、人間関係、体調の悩みや不安などのご相談を受けていました。病院にかかる前に相談されることも多かったです。また内科クリニックで、新型コロナウイルス感染症に対するオンライン診療も行っていました。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
高校時代に読んだ本がきっかけで人間の心理や感情の動きに深い興味を抱くようになり、迷わず精神科医を選びました。心の不調は表面的に見えづらく、一人で抱え込みやすいものです。メンタルヘルス不調で辛い思いを抱える方々の助けになりたいと思い、精神科医療に携わりました。精神科医として働く中で、病院にかかるほど体調を崩してしまう前段階で、メンタルヘルス不調を予防することが重要だと考え、産業医として予防医療に携わることを選択しました。

― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
韓国に住み始めた当初、韓国語を話せなかったため、病院受診をためらうことが少なくありませんでした。また、COVID-19による環境変化で心身共に疲労を感じることも多く、普段以上に健康に気を配って生活していました。COVID-19流行下での海外出産も不安でしたが、夫に通訳をしてもらって出産しました。韓国の医療制度は日本とあまり変わらず、医療保険も整っており、分娩方法は無痛分娩が一般的です。

― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
ピラティスや読書をするのが好きです。子どもが小さいので、自宅で夫と一緒に映画を楽しむことも多いです。心理描写が豊かなヒューマンドラマが好きですが、リラックスしたいときにはコメディ映画を観て息抜きしています。また、自然の中に身をおくとリフレッシュできるので、近くの公園を散歩したり、郊外に出掛けたりして過ごしています。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
海外では医療体制が日本と異なることが多く、言語面などからも医療機関を受診するハードルが高いと思います。特にメンタルヘルス不調については、日本語で相談したい場面が多いかもしれません。病院を受診した方がよいか、どのように医師に症状を伝えればよいか、どんな病気の可能性があるか、現地で治療を受けているが日本でも同じような治療なのかなど、様々な悩みがあると思います。海外で相談する人がいない中、一人で心身の悩みを抱えずに気軽にご相談ください。

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