ヨクミル 海外オンライン医療相談サービス

スイスにご家族で移住されたばかりの中瀬先生。雪も降るけれど、気温は東京より暖かい日もあり暮らしやすいそうです。ご専門分野やヨクミルを知ったきっかけなどの話をお聞きしました。

― ヨクミルをお知りになったきっかけは？
夫の留学でスイスに在住することになり、私も医師免許を活かした仕事ができないか探していたところヨクミルを見つけました。これまでもアメリカやカナダなど海外生活を経験して、具合が悪い時に「日本人医師に日本語で相談できたらどんなに心強いだろう」と思っていました。医師として世界で頑張っていらっしゃる日本人の方のお力になれたらと思い、参加させていただきました。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
もともとは一般外科で胃腸、肺、心臓、乳がんや甲状腺などの手術、怪我の処置などを行なっていました。その後、医師として野球などのスポーツに関わる仕事したいと思い、母校である群馬大学の整形外科に入局しました。お子さんからご高齢の方まで、骨や筋肉、関節などの症状を診ています。また、外科や整形外科には女性医師が少ないので、女性の方にも安心して受診診察や手術を受けていただいています。

― 普段どんな症状を診察・治療をされていますか？
日本では、上腕の骨と肩甲骨とをつなぐ腱が切れてしまう腱板断裂や脱臼などを中心に、様々な身体の「痛み」の診察・治療をしてきました。また、年に1回少年野球選手の検診を行い、そのデータを元に、肩や肘の障害を起こさないためにはどうすればよいか、予防医学的な研究も行っていました。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
まずは「医師として全身を診られるようになりたい」と考えて、最初の5年間は一般外科で手術や全身管理のトレーニングを積みました。小学生の頃に野球が好きになり、中高はソフトボール部だったこともあり、プロアマ問わず野球選手の役に立つような医師になりたいと思い、結果的に整形外科医を志ました。

― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか？
高校生の頃、アメリカに1年間留学したのですが、到着してすぐ体調が悪くなってしまいました。英語もあまり話せず、ホストファミリーとも出会ったばかりでうまくコミュニケーションが取れず、大変心細い思いをしました。また部活のソフトボールで怪我をした時に、「こうすると痛いです」という細かいニュアンスを英語で伝えられず、もどかしい思いをしました。

― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
スイスに来てからは、どこへ行っても自然がキレイなので、夫と0歳の娘と一緒に毎週末色んな都市を巡り、観光を楽しんでいます。家では、日本で放送しているドラマや、推しのアイドルグループのコンサートの映像を見る時間も好きです(笑)。スイスでは見たことがないので、アイドルは日本の文化なのだと思いました。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか？
慣れない海外生活で、少しでも不安がある方に気軽に利用していただきたいです。「こんなこと相談しても大丈夫かな？」ということでも大歓迎です。現地の医師に提案された治療法や手術のセカンドオピニオン、市販薬や処方薬の相談も可能です。痛みのニュアンスや辛さを現地の言葉で訴えることは、なかなか難しいと思います。辛い痛みや違和感を、早く解消できるようサポートいたしますので、オンラインでぜひご相談ください。