ヨクミル相談医師である石丸 紗恵医師の写真
相談医師

石丸 紗恵

相談科:
専門領域:
  • 小児科
海外にいる日本人の皆様へ
海外生活は新しい刺激や楽しいことも多いですが、慣れない環境での不安もあると思います。体調が悪いとき、日本語で相談できる場があるのは重要です。その一助になれたら幸いです。
プロフィール
2006年
信州大学医学部卒業
2008年
東京都立清瀬小児病院
2010年
東京都立小児総合医療センター 総合診療科、血液・腫瘍科
2017年
国立がん研究センター中央病院 小児腫瘍科
2019年
国立がん研究センター中央病院 臨床研究支援部門/小児腫瘍科
2020年
Princess Máxima Center (オランダ)

資格等
小児科専門医
血液専門医
小児血液・がん専門医

医師紹介
2020年8月よりオランダに留学中の石丸先生。ユトレヒトと呼ばれる都市に滞在されています。ご専門分野や研究内容などをお聞きしました。

― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
海外からでも、日本人の臨床に関わることができる方法はないかとネットで調べていて、ヨクミルの存在を知りました。オンライン診療などは他にもありましたが、ヨクミルは海外在住の日本人を対象としているのが興味深いし、私自身もオランダに滞在していて不便を感じることがあるので、高いニーズがあると思いました。

― 先生の専門分野と選択された理由を教えてください。
小児科全般で、小児がんを専門にしています。子どもの成長・発達を近くでみれることが面白いと感じ小児科の道を選択して、その中でも患者さんとじっくり関わることができる小児がんを専門にしました。
がん専門病院に勤務していて、既存の治療では治らない患者さんと接するうちに、治療開発に関わりたいと思うようになりました。日本における小児薬剤開発推進のためには、国際共同試験への参画や欧米における薬剤開発戦略の工夫を取り入れることが必要と考え、現在は臨床研究・国際共同試験についての知見を得るため、オランダに留学しています。

― そちらでは、どんな研究をされていますか?
小児がんを対象とした臨床試験を運営する部門(データセンター)で働いています。オランダはヨーロッパ内では比較的小さな国で、患者さんへよりよい診療を提供するために、小児がん診療を現在私が働いている病院に集約しました。
こちらでは医療分野の電子化が進んでいて、専門医を受診した内容もかかりつけ医が参照することが可能す。治療歴や処方歴が共有されるので、飲み合わせの確認や薬を重複して処方してしまうことが防げるようになっています。

― 海外滞在中に、医療に関して困った経験はありますか?
渡蘭してから歯科にお世話になりました。英語やオランダ語で症状の詳細を伝える自信がなかったので、日本人医師の歯科医院を探して受診しました。こちらの症状や希望を伝え、治療の選択肢などの説明を理解するには、日本語の方が助かります。私自身も、海外でそんな風に感じる方達の力になりたいと思います。

― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
旅行と読書です。旅行は、近隣の国の世界遺産などに行っています。ヨーロッパは地続きで別の国にも電車で移動できるため気軽に旅行できますし、国民性の違いを見るのも面白いです。読書は、推理小説が好きで電子版で読んでいます。
 
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
小児がんに関する不安や、治療、診断に疑問がある方はもちろん、お子様の風邪、発熱、腹痛など小児科全般の相談に対応します。処方薬や市販薬の効果や用法用量なども、事前に成分をお知らせいただければアドバイスできます。お子様の健康に不安がある方、病院を受診するかどうか迷っている方、セカンドオピニオンとして意見が聞きたい方など、気軽にご相談ください。

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