ヨクミル相談医師である矢部 さやか医師の写真
相談医師

矢部 さやか

相談科:
専門領域:
  • 眼科
海外にいる日本人の皆様へ
私自身、医師ではありますが、海外でとなると言葉の壁も含め、不安が沢山ありました。ちょっとした事でも良いので、気軽に相談頂けたらと思います。また、小児科、オーストラリアでの保育士にも少し携わっていたことがあります。私にも、息子がおりますので、海外での子育ての経験も共有出来たら嬉しいです。
プロフィール
2003年
聖マリアンナ医科大学卒業
2004年
横須賀市立うわまち病院研修医
2006年
慶應義塾大学小児科勤務
2007年
日本大学病院眼科勤務


医師紹介
母親でもある矢部先生は、のびのびとした環境や個性を伸ばしてくれるオーストラリアの学校方針に惹かれて、移住を決めたそうです。ヨクミルに登録された経緯や、ご専門分野などについてお聞きしました。

― ヨクミルに興味を持たれたきっかけは何ですか?
オーストラリアに移住したばかりの頃、アトピーを持つ息子の症状がひどくなり、コロナ禍で病院に行きづらいなか、言葉の壁なく相談できる日本人医師を探していて、ヨクミルのサイトに出会いました。また、同時期に友人の医師からも、ヨミクルに誘われ、私のように海外で困っている方の力になれればと思いました。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
白内障や加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)を含む、一般眼科が専門です。白内障は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁ってくる病気で、加齢黄斑変性は、老化に伴い目の中の網膜の中心に出血やむくみをきたす病気です。

― どういった症状や原因があるのですか?
白内障はすりガラスを通しているような感覚で、車のライトや月などの光が二重に見える症状があります。一方、加齢黄斑変性は、窓ガラスやノートなどのまっすぐな線が波打って見える症状があり、進行すると失明の恐れもあります。「加齢」が原因ですが、50代前後で発症することも多く、現在は維持療法のみで完治が難しい病気です。

― 専門分野を選ばれた理由を教えてください。
眼は、身体の小さなパーツで命に関わることもないため、不具合があっても後回しにされてしまうのが実情です。しかし、生活をしていく中で、眼から得られる情報は非常に多くあります。実際、認知症で引きこもりになったと思われた方が、実は白内障が原因で、術後は生き生きと生活するようになった例がありました。この経験から、眼は小さいながらも、生活に大変重要な役割を果たしていると実感し、興味を持ちました。

― 海外滞在中に体調や医療に関して困った経験はありますか?
息子のアトピーのことで相談したいと思った時、日本のように気軽に受診することが出来ませんでした。また、言葉の壁があり、細かい質問も出来ず、もどかしい事が多々ありました。

― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
最近はあまりできていませんが、サーフィンや20年近くやっていたバレエが趣味です。体を動かすのが好きなので、現在は、自然豊かな家の周りをウオーキングしたり、ガーデニングをしたりして楽しんでいます。また、息子とサッカーやバスケットボールをすることが、一番のリフレッシュになっています。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
海外の医療は、日本のスタンダードと異なることが多くあります。私自身も、専門医に辿り着くまで時間がかかり苦労しました。そして、日本よりも紫外線が強い国は多く、眼にも大きな影響があります。例えば、ドライアイや目ヤニ、疲れ目や目のしょぼつきなど、些細な症状から気軽な気持ちで利用していただけたらと思います。重症化してしまってからでは遅いです。何となく気になるとか、「病院にかかった方が良いのか?」など悩んでいる方に、是非利用していただきたいです。

矢部 さやか先生の紹介ページを見た方は、
下記の医師の紹介ページも見ています。

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