ヨクミル相談医師である西田 昌子医師の写真
相談医師

西田 昌子

相談科:
専門領域:
  • 内科
海外にいる日本人の皆様へ
私も海外在住社の一人です。海外生活の中では、文化や言葉、人種や宗教、政府の仕組みなど多様な価値観やシステムの違いに出会います。それらは医療や医療制度、保険制度にも反映されています。日本との違いや不便さに、言葉の壁に困惑することもありますし、あるいは、時に日本よりも良い面に出会うこともあります。お困りの際に力となり、また現地医療の良い部分をより有効に利用するための一助として、利用いただければ幸いです。 放射線診断専門医であり、画像検査についての相談もお受けいたします。
プロフィール
2004年
滋賀医科大学医学部卒業
2004年
京都市立病院勤務
2006年
同 放射線科勤務
2010年
放射線診断専門医取得
2010年
ジョンスホプキンス大学放射線科 リサーチフェローとして研究に従事
2011年
同 リサーチアソシエイトとして研究に従事
2016年
遠隔画像診断医として診断業務に従事

資格等
放射線科診断専門医

医師紹介
研究留学をきっかけに、アメリカ東海岸で10年余り生活をされている西田先生。アメリカと日本の医療との違い、ご専門分野などについてお聞きしました。

― アメリカに留学されたきっかけは?
日本で病院に勤務していたとき、先輩に紹介されて留学しました。当初1、2年のつもりだったのですが、研究結果は短期間で出るものではなく、アメリカに留まることにしました。その後、研究室を離れたあとは、診断医として遠隔(オンライン)画像診断に従事しています。

― どのような研究をされていたのですか?
通常、脳ドックや検査で撮ったMRI画像などは放射線科医が目で診断しますが、それを自動解析して、血液検査のように客観的なデータにする研究をしていました。脳のサイズや部位ごとの詳細データを出し、様々な施設で使えるよう標準化するものです。医師の主観的な判断に加えて、客観的な検査の指標として、少しずつ実用化されています。

― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
海外在住の私が、日本人医師として貢献できることを探す中で、ヨクミルのサイトに出会いました。国境を越えて患者様をサポートする取り組みに、魅力を感じました。私もアメリカに来た当初は、わからないことばかりで悪戦苦闘したので、力になりたいと思います。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
頭部、胸部、腹部など画像診断全般です。特に脳や脳血管の画像診断が専門です。具体的には、患者様が病院や脳ドックで受けた画像検査を読み取り、病気の有無や、どのような病気が考えられるか、という診断を行います。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
画像診断では、さまざまな画像検査を通じて、患者様に生じている問題を見つけ、全身を総合的に診ることができます。そこで得られた情報を、診断や治療につなげることにやりがいを感じました。日本では多くのCTやMRIが導入され、世界一検査数が多い一方で、放射線科医は少なく診断が追いつかないこともあります。大事なことが見落とされないよう、画像からあらゆる情報を読み取れるようになりたいと思いました。
 
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
音楽を聞くのも演奏するのも好きです。家族と過ごすのもかけがえのない時間です。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
小さい子どもがいて医療機関にかかることが難しいとか、どういう検査が必要か、病院に行った方が良いのか分からない、ドラッグストアで購入できる薬を知りたい、子どもに画像検査を受けさせても良いか、画像を撮るとき麻酔をすると言われたが大丈夫かなど、気軽にご相談ください。アメリカ医療、アメリカ生活の良い部分を利用できるよう、病院に行く時の症状の説明の仕方、海外生活の中で生じる体調や健康のあらゆる問題も、相談いただければと思います。

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