海外にいる日本人の皆様へ
私の専門とする頭痛やしびれなどは、病院に行くハードルが高いほど、たいしたことはないと初期に受診しない方も多いと思われますが、万一の場合には早期発見がとても重要です。海外生活は困難なことも多いですが、その国でしか経験できない貴重な体験もたくさんあると思います。少しでもご不安なことはオンラインで早期に解決し、心配事を残さず有意義な海外生活をお過ごしいただけるよう、お役に立てればと思っています。
プロフィール
- 2007年
- 千葉大学医学部卒業
- 2007年
- 初期研修医、国立国際医療研究センター
- 2009年
- 後期研修医、東京警察病院脳神経外科
- 2013年
- 診療医, 東京大学医学部脳神経外科
- 2013年
- 医員、寺岡記念病院脳神経外科
- 2014年
- 医員、東京都立多摩総合医療センター脳神経外科
- 2015年
- 大学院、東京大学大学院博士課程医学系研究科脳神経医学専攻
- 2019年
- 助教, 東京大学医学部脳神経外科
- 2022年
- 博士研究員, Team "Genetic and Development of Nervous System Tumors” , ICM (Brain and Spine Institute), Hôpital de la Pitié-Salpêtrière
- 資格等
- 日本脳神経外科学会専門医、指導医
日本脳血管内治療学会専門医
- 所属学会
- 日本脳神経外科学会、日本脳血管内治療学会、日本脳腫瘍の外科学会、日本頭蓋底外科学会
医師紹介
2022年からパリで研究されている寺西先生。周りに広い公園が多く、自然や季節を愉しむ 自由なライフスタイルがお気に入りだそうです。ご専門分野などについてお聞きしました。
― ヨクミルに興味を持った理由は?
現在フランスで脳腫瘍(髄膜腫:ずいまくしゅ)の研究をしていますが、現地で知り合った日本の方々から相談を受ける機会もあり、多くの方が健康や医療に関する悩みや不安があることを知りました。お子さんの癲癇(てんかん)や頭部外傷、風邪やご家族の症状などの相談が多いです。Instagram でヨクミルを知って、海外在住の日本の方の、不安や心配事のサポートできればと思いました。
― どんな症状を診察・治療・研究されていますか?
13年間の臨床と、3年間の研究を経験し、脳神経外科医として、脳に起因する様々な症状・疾患の診療、手術に携わってきました。現在は成人の脳腫瘍の中で、最も頻度の高い髄膜腫について研究しています。症状としては、頭痛や痺れ、麻痺、手の震えがあり、脳ドックで見つかることが多いです。具体的には以下のような症状に対してご相談が可能です。
1) 日常生活の中で経験される様々な頭痛(肩こり頭痛や片頭痛など)
2) 手足の痺れ、麻痺(脳梗塞や脳出血による症状かもしれません)
3) 突然意識を失う、手足が痙攣してしまう
4) ご本人やご家族が脳腫瘍と診断された場合のご相談
5) ご本人やご家族が脳動脈瘤と診断された場合のご相談
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
元々は手術ができる救急医か心臓外科、脳神経外科のどれかを選択しようと思っていて、複雑かつ高度な手術で、脳疾患を治す脳神経外科医に憧れて専攻しました。しかし、良性脳腫瘍の権威に師事し手術に携わる中で、良性腫瘍が悪性化する方がいることを知りました。手術だけでなく医療そのものの発展も重要だと実感し、新たな治療方法の発見に貢献したいと考えるようになりました。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
息子たちは発熱やケガも多く、簡単に小児科の予約が取れないことや、言語の問題などで受診しづらい経験をしています。特にパリの小児の救急病院の混雑状況は尋常でなく、息子の友人も骨折の診察に4時間待った、点滴が必要なのに当日中に処置をしてもらえなかったなどの話を聞きます。
― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
日本にいる時から料理が趣味で、フランスでなかなか味わえない手打ちうどんや餃子などを作って、家族で食べることが楽しみです。また、中学からテニスをやっていたので、近くのコートで週一回、コーチをしながら運動してリフレッシュしています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
私の専門とする頭痛やしびれなどは、「大したことない 」と初期段階で受診しない方も多いですが、早期発見がとても重要です。現地での治療・手術のセカンドオピニオン、処方薬や市販薬のアドバイスも可能です。海外生活は困難なことも多いですが、その国でしかできない貴重な体験もたくさんあると思います。少しでもご不安なことはオンラインで早期に解決し、有意義な海外生活を過ごせるよう、お役に立てればと思っています。
【受賞歴】
2019年9月 第24回日本脳腫瘍の外科学会、会長賞
2021年9月 第26回日本脳腫瘍の外科学会、神野賞
2021年10月 The Paris Region Fellowship program from the European Union’s Horizon 2020 research and innovation programme under the Marie Skłodowska-Curie grant agreement No 945298.
2021年11月 上原記念財団海外留学助成(優秀課題、2年支援)
2021年12月 東京大学医学部脳神経外科、同門会賞
2022年10月 第27回日本脳腫瘍の外科学会、会長賞
2023年7月 第34回日本頭蓋底外科学会、学会賞
2023年10月 第28回日本脳腫瘍の外科学会、会長賞
― ヨクミルに興味を持った理由は?
現在フランスで脳腫瘍(髄膜腫:ずいまくしゅ)の研究をしていますが、現地で知り合った日本の方々から相談を受ける機会もあり、多くの方が健康や医療に関する悩みや不安があることを知りました。お子さんの癲癇(てんかん)や頭部外傷、風邪やご家族の症状などの相談が多いです。Instagram でヨクミルを知って、海外在住の日本の方の、不安や心配事のサポートできればと思いました。
― どんな症状を診察・治療・研究されていますか?
13年間の臨床と、3年間の研究を経験し、脳神経外科医として、脳に起因する様々な症状・疾患の診療、手術に携わってきました。現在は成人の脳腫瘍の中で、最も頻度の高い髄膜腫について研究しています。症状としては、頭痛や痺れ、麻痺、手の震えがあり、脳ドックで見つかることが多いです。具体的には以下のような症状に対してご相談が可能です。
1) 日常生活の中で経験される様々な頭痛(肩こり頭痛や片頭痛など)
2) 手足の痺れ、麻痺(脳梗塞や脳出血による症状かもしれません)
3) 突然意識を失う、手足が痙攣してしまう
4) ご本人やご家族が脳腫瘍と診断された場合のご相談
5) ご本人やご家族が脳動脈瘤と診断された場合のご相談
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
元々は手術ができる救急医か心臓外科、脳神経外科のどれかを選択しようと思っていて、複雑かつ高度な手術で、脳疾患を治す脳神経外科医に憧れて専攻しました。しかし、良性脳腫瘍の権威に師事し手術に携わる中で、良性腫瘍が悪性化する方がいることを知りました。手術だけでなく医療そのものの発展も重要だと実感し、新たな治療方法の発見に貢献したいと考えるようになりました。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
息子たちは発熱やケガも多く、簡単に小児科の予約が取れないことや、言語の問題などで受診しづらい経験をしています。特にパリの小児の救急病院の混雑状況は尋常でなく、息子の友人も骨折の診察に4時間待った、点滴が必要なのに当日中に処置をしてもらえなかったなどの話を聞きます。
― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
日本にいる時から料理が趣味で、フランスでなかなか味わえない手打ちうどんや餃子などを作って、家族で食べることが楽しみです。また、中学からテニスをやっていたので、近くのコートで週一回、コーチをしながら運動してリフレッシュしています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
私の専門とする頭痛やしびれなどは、「大したことない 」と初期段階で受診しない方も多いですが、早期発見がとても重要です。現地での治療・手術のセカンドオピニオン、処方薬や市販薬のアドバイスも可能です。海外生活は困難なことも多いですが、その国でしかできない貴重な体験もたくさんあると思います。少しでもご不安なことはオンラインで早期に解決し、有意義な海外生活を過ごせるよう、お役に立てればと思っています。
【受賞歴】
2019年9月 第24回日本脳腫瘍の外科学会、会長賞
2021年9月 第26回日本脳腫瘍の外科学会、神野賞
2021年10月 The Paris Region Fellowship program from the European Union’s Horizon 2020 research and innovation programme under the Marie Skłodowska-Curie grant agreement No 945298.
2021年11月 上原記念財団海外留学助成(優秀課題、2年支援)
2021年12月 東京大学医学部脳神経外科、同門会賞
2022年10月 第27回日本脳腫瘍の外科学会、会長賞
2023年7月 第34回日本頭蓋底外科学会、学会賞
2023年10月 第28回日本脳腫瘍の外科学会、会長賞