【医師監修】環境の変化は、70%の人がストレスを感じている!①

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知らないうちにストレスを溜めていませんか?

4月から新しい学校や仕事が始まり、新生活がスタート。希望に満ちているはずなのに、
なんとなく身体が重たい、やる気が出ない、朝起きるのが辛い、そんな経験はありませんか?
それって環境の変化が原因で、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているのかも。
今回は、環境の変化とストレスについて探ってみました。

環境の変化とストレス

新生活などで環境が変化すると、例え自分が望んだ変化だとしても、約70%の人がストレスを感じるという調査結果があります。
新しいクラスや職場、結婚や引っ越し、海外赴任など、環境の変化が私たちの心身の負担になり、いつの間にか疲労が蓄積されているようです。
環境の変化は、人生で何度も経験するもの。
環境変化で引き起こされるストレスを対処することは、心身の健康を維持するために重要となってきます。

ストレス要因

新生活になどの環境変化で、ストレスになり得る要因には、次のようなものがあります。

・人間関係の構築
新しい学校、地域での友達づくり
職場の上司、同僚たちとの関係づくり
新しい家族、同居人との関係づくり
コミュニケーションの言語の壁(留学や海外出張など)

・住まいなどの物理的な変化
新しい通勤、通学ルート
気候、住環境、周辺環境、近隣騒音

・生活リズムの変化
起床時間、就寝時間
食事(食事時間や内容)
同居人との生活リズムの相違

ストレスによって現れる心身の不調をチェック
以下のような症状は、ストレスからきているかも知れません。
当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

精神的な症状
□ 思考力、判断力の低下
□ やる気が出ない
□ 緊張する
□ イライラする
□ 集中力の低下

身体的な症状
□ 睡眠障害(眠れない、すぐ目が覚める)
□ 食欲不振、過食
□ 腹痛、下痢
□ 肌荒れ、湿疹
□ 頭痛、めまい

2つ以上当てはまる人は、早めにストレス解消を心がけましょう。
こちらでも詳しくチェックできます。

あなたはストレスを溜めやすい?

性質・性格によっても、ストレスを溜め込みやすいかどうか違ってきます。
ストレスを溜めやすい人は、次のような特徴があります。

・神経質
小さなことでも気になり、過剰に心配する傾向がある

・感受性が高い
人の言動に敏感で自分の気持ちがすぐに左右される

・完璧主義で真面目
自己評定が低い、自分に厳しい、頑張りすぎてしまう

・感情を抑える
自分の感情を抑え、誰に対しても愛想が良い

・責任感が強い
他人に頼ることを苦手とし、1人で抱え込む

これらに当てはまる人は、自分の知らないうちにストレスを溜め込んでしまい、自分を追い詰めてしまっているかもしれません。
次回は環境の変化によるストレス解消法について書きたいと思います。

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監修者プロフィール
相談科:
  • 耳鼻咽喉科
専門領域:
  • 耳鼻咽喉科
野田のだ 一郎いちろう先生
耳鼻咽喉科専門医。 福井医科大学(現福井大学医学部)卒業。 海外に赴任した患者さんから海外医療に関する不安を多数聞いて、「インターネット上で相談することで、不安を解消できるのではないか」と思いつき、YOKUMIRUシステムを共同開発した。自身も留学経験があるため、海外在住邦人の不安に寄り添い、親身になって相談に乗ってくれると定評がある。
著者アイコン 著者プロフィール
中野なかの 紗瑛さえ
文具メーカーでプロダクトマネージャーを担当後、システム開発販売会社で販売促進やイベント企画を経験。その後、フリーのプランナー・コピーライターとして、商品企画と販売促進全般、店舗、経営者、政治家、医者などの取材、ライティングを数多く手がける。2021年より、YOKUMIRU株式会社のブランディングマネージャーに就任。医療、健康、美容、飲食系のライティングを得意としている。
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