「オンライン診療を使ったことがない」高校生が衝撃 —— 海外医療のリアルと“自分ごと化”した社会課題
「オンライン診療を使ったことがない」高校生が衝撃 —— 海外医療のリアルと“自分ごと化”した社会課題
岡山高等学校 × YOKUMIRUの探究授業が、生徒の意識を世界へ開いた一日
海外で活躍する日本人に対して、オンライン医療相談サービスを提供しているYOKUMIRU株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:原翔平)は、2025年6月11日、岡山県の私立岡山高等学校の生徒15名を迎え、「地域医療と海外医療のリアル」および「オンライン医療の可能性」をテーマとした探究授業を開催いたしました。
本プログラムは、医療系の進路を目指す生徒たちが、社会課題の最前線で活動する企業のリアルな声に触れ、知識ではなく“気づき”から学ぶことを目的とした実践型のキャリア教育です。
企業訪問の実現背景
YOKUMIRU株式会社が企業訪問を受け入れた背景には、オンライン医療の普及が依然として不十分であるという現状にあります。当社は、未来の医療を担う若い世代に、オンライン医療の重要性や可能性を伝え、その文化を根付かせていくことが必要であると考えています。
これからの社会では、医療の格差解消や利便性向上のために、インターネットを活用した医療サービスの役割はますます高まると予想されます。そうした未来を見据え、生徒たちにオンライン医療の現状や課題を正しく理解し、体感してもらうことで、自らのキャリアや社会との関わりを考えるきっかけとしていただきたい。そうした思いから、今回の探究授業を開催いたしました。
高校生の声から浮かび上がる「社会と医療のギャップ」
参加した生徒たちからは、以下のような感想が寄せられました。
・「オンライン診療の課題を考えていたけど、自分自身が一度も使ったことがなかった」
・「“患者が来ないと医師は困る”という医療現場の視点を聞いて驚いた」
・「地域医療と海外医療は別物と思っていたけど、オンラインでつながる可能性を知った
これらの声から見えてきたのは、「社会の課題」を語る前に、「自分ごと」として体験することの重要性です。YOKUMIRUの代表・原翔平および顧問医師・野田による講義は、生徒にとって単なる知識の提供ではなく、主体的な行動のきっかけとなる“問い”を与える時間となりました。
プログラム内容
・代表・原 翔平による講義
日本人医師と海外在住者をつなぐオンライン医療の仕組みを紹介。海外で起こる「医療の孤立」について、実例を交えて紹介。
・顧問医師・野田一郎による講義
医師としてのキャリアや葛藤、離島医療、在外日本人への医療提供に関する体験をもとに、医療の原点と社会的使命について語る。
・生徒たちの医療課題発表とフィードバック
岡山高校生徒が、地元の医療課題を調査・分析し、オンライン医療の活用法についてプレゼンテーション。医師・経営者の視点から具体的なフィードバックを実施。
・自由ディスカッション
「オンライン医療が文化として根付くためには?」というテーマで、未来の医療を担う世代同士が本音で語り合うディスカッションを実施。
YOKUMIRUが描く未来:「孤立のない医療」を世界へ
YOKUMIRU株式会社は、「海外でも日本の医療をあなたのそばに」を理念に掲げ、80カ国以上で日本人向けオンライン医療相談サービスを提供しています。
この取り組みは、WHO(世界保健機関)の「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の理念や、外務省の在外邦人支援政策にも沿うものです。日本国内外の医療格差や孤立の問題に対し、民間企業として現実的かつ継続的なアプローチを提供する、“民間発の答え”でもあります。
教育 × 医療 × テクノロジー の交差点
本プログラムは、YOKUMIRUが展開する「社会課題を自分ごと化する教育活動」の一環です。今後も、地域社会や教育機関と連携し、“未来をつくる世代”にリアルな社会との接点を提供してまいります。
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