海外にいる日本人の皆様へ
現在イギリスで生活しています。イギリスにも皆保険制度がありますが、直接医師の診察を受けることが簡単ではなく大変な労力を要する上に、言語の面からも不利に思うことがありました。海外に住まれる方の中には、今までなかったようなストレスや不調があるのではと思います。これまで、産科の疾患、不妊症関連、婦人科の疾患、女性の月経周期やライフステージに関する疾患などさまざまな問題に対して、専門医として不妊治療、漢方療法も含めて幅広く治療を行ってきました。不安を感じている方、相談した方がいいのかもしれないと考え始めた方など、悩みを打ち明けていただければと思います。心と身体に寄り添った診療を心掛けています。
プロフィール
- 2005年
- 岐阜大学医学部卒
- 2017年
- 名古屋大学大学院医学系研究科修了
- 資格等
- 日本東洋医学会専門医 医学博士
生殖医療専門医
医師紹介
現在、ご主人の研究留学のため、家族4人でイギリス ロンドン郊外の緑豊かな街に住んでいる加藤先生。イギリスでの医療状況や専門分野についてお聞きしました。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
ヨクミルは、偶然ウェブサイトで見つけました。コロナ禍に、在英日本大使館より海外在住邦人向けオンライン医師相談サービスの案内がありましたが、サービスを利用するまでに、かなりの待ち時間を要したようです。今も医療相談を希望している人は多いので、ヨクミルはまさに在留邦人に必要なサービスだと思います。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
産婦人科が専門で、総合病院で10年以上勤務しました。生殖医療専門医、漢方専門医の資格も持っているので、幅広く専門性の高い相談ができると思います。産科領域では、妊娠中から産褥(さんじょく)期までのサポート、婦人科では月経異常、子宮・卵巣疾患、性感染症、更年期障害など様々な疾患を診てきました。内分泌・不妊領域では、ホルモン異常や月経に伴う不調、漢方療法を取り入れた診察や、体外受精に至る不妊治療を行ってきました。
― 生殖医療について詳しく教えてください。
妊娠を望んでもなかなか妊娠に至らないカップルは10組に1組ともいわれています。その様な際に行う不妊治療は、タイミング療法、排卵誘発法、人工授精、体外受精と必要に応じてステップアップすることが基本となり、専門医と相談の上で行っていきます。生殖医療専門医はその不妊治療を専門とする医師で、私も生殖医療専門医として多くの不妊治療に携わってきました。不妊症の原因は女性だけではなく、男性側が原因の不妊も治療対象となります。不妊症には多くの因子が重なっていたり、検査をしても明らかな不妊の原因が見つからない原因不明のものもあります。それぞれの状況に合わせた治療選択が重要です。
― その道を選ばれた理由を教えてください。
後期研修中に医師としての在り方や診療内容に男女の差がある部分を感じ、産婦人科領域では女性であることが、同性の相手に対して特に役立つ面があるように感じました。急を要する分娩や帝王切開、婦人科手術もあるのでハードワークといえる外科系専門科ですが、女性の心理、生理を頭と体で理解し、相手の気持ちを汲み取ることができる産婦人科医になりたいと思いました。
― 海外滞在中に体調や医療で困った経験はありますか?
イギリスでかかりつけ医に連絡をすると、まずは薬局で相談して薬を買うよう勧められます。しかし、抗生物質は処方されない限り買うことができません。娘の具合が悪かった時、薬局とかかりつけ医の受付との間で連絡を交互し、なんとかドクターに診察してもらいました。医師の診察にたどり着くまでにとても時間がかかります。ヨクミルは、困った時にいつでもすぐに相談できるので、良いシステムだと思いました。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
イギリスの緑豊かな中、ゴルフをしてリフレッシュしています。日本では忙しく、なかなか機会が得られませんでしたが、イギリスではゴルフは身近なスポーツで、コースには犬を連れて散歩する人、羊やリス、鹿、キジ、牛もいて、日本では見ることのない光景を楽しんでいます。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
婦人科で多い相談は不正出血です。生理外での出血は、ホルモンバランスが影響している場合がありますが、他の病気が隠れていることもあります。ひどい生理痛や生理量が多いなど、出血や痛みを伴う困りごとは早めにお知らせください。生理前の落ち込み、ほてりや不眠、イライラなどの更年期の症状、クラミジアなど感染症の心配、おりものの異常、子宮の下垂感、尿が近いなど、どのようなお悩みでもご相談ください。また、妊娠できないのではないかと不安を感じている方、不妊治療に関してどうしたら良いか悩まれている方、男性不妊の方にも、適切なアドバイスが可能です。漢方を組み合わせた治療は、風邪やアレルギー、不安や極度の緊張などのメンタルの不調に対しても有効ですのでご紹介します。心身ともに健康であることがご家族、社会を元気にすることに繋がります。ヨクミルのサービスを通じて、在留邦人の方々のサポート役になりたいと思っています。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
ヨクミルは、偶然ウェブサイトで見つけました。コロナ禍に、在英日本大使館より海外在住邦人向けオンライン医師相談サービスの案内がありましたが、サービスを利用するまでに、かなりの待ち時間を要したようです。今も医療相談を希望している人は多いので、ヨクミルはまさに在留邦人に必要なサービスだと思います。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
産婦人科が専門で、総合病院で10年以上勤務しました。生殖医療専門医、漢方専門医の資格も持っているので、幅広く専門性の高い相談ができると思います。産科領域では、妊娠中から産褥(さんじょく)期までのサポート、婦人科では月経異常、子宮・卵巣疾患、性感染症、更年期障害など様々な疾患を診てきました。内分泌・不妊領域では、ホルモン異常や月経に伴う不調、漢方療法を取り入れた診察や、体外受精に至る不妊治療を行ってきました。
― 生殖医療について詳しく教えてください。
妊娠を望んでもなかなか妊娠に至らないカップルは10組に1組ともいわれています。その様な際に行う不妊治療は、タイミング療法、排卵誘発法、人工授精、体外受精と必要に応じてステップアップすることが基本となり、専門医と相談の上で行っていきます。生殖医療専門医はその不妊治療を専門とする医師で、私も生殖医療専門医として多くの不妊治療に携わってきました。不妊症の原因は女性だけではなく、男性側が原因の不妊も治療対象となります。不妊症には多くの因子が重なっていたり、検査をしても明らかな不妊の原因が見つからない原因不明のものもあります。それぞれの状況に合わせた治療選択が重要です。
― その道を選ばれた理由を教えてください。
後期研修中に医師としての在り方や診療内容に男女の差がある部分を感じ、産婦人科領域では女性であることが、同性の相手に対して特に役立つ面があるように感じました。急を要する分娩や帝王切開、婦人科手術もあるのでハードワークといえる外科系専門科ですが、女性の心理、生理を頭と体で理解し、相手の気持ちを汲み取ることができる産婦人科医になりたいと思いました。
― 海外滞在中に体調や医療で困った経験はありますか?
イギリスでかかりつけ医に連絡をすると、まずは薬局で相談して薬を買うよう勧められます。しかし、抗生物質は処方されない限り買うことができません。娘の具合が悪かった時、薬局とかかりつけ医の受付との間で連絡を交互し、なんとかドクターに診察してもらいました。医師の診察にたどり着くまでにとても時間がかかります。ヨクミルは、困った時にいつでもすぐに相談できるので、良いシステムだと思いました。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
イギリスの緑豊かな中、ゴルフをしてリフレッシュしています。日本では忙しく、なかなか機会が得られませんでしたが、イギリスではゴルフは身近なスポーツで、コースには犬を連れて散歩する人、羊やリス、鹿、キジ、牛もいて、日本では見ることのない光景を楽しんでいます。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
婦人科で多い相談は不正出血です。生理外での出血は、ホルモンバランスが影響している場合がありますが、他の病気が隠れていることもあります。ひどい生理痛や生理量が多いなど、出血や痛みを伴う困りごとは早めにお知らせください。生理前の落ち込み、ほてりや不眠、イライラなどの更年期の症状、クラミジアなど感染症の心配、おりものの異常、子宮の下垂感、尿が近いなど、どのようなお悩みでもご相談ください。また、妊娠できないのではないかと不安を感じている方、不妊治療に関してどうしたら良いか悩まれている方、男性不妊の方にも、適切なアドバイスが可能です。漢方を組み合わせた治療は、風邪やアレルギー、不安や極度の緊張などのメンタルの不調に対しても有効ですのでご紹介します。心身ともに健康であることがご家族、社会を元気にすることに繋がります。ヨクミルのサービスを通じて、在留邦人の方々のサポート役になりたいと思っています。