ヨクミル 海外オンライン医療相談サービス

今年の3月から、お子さんの留学を機にマレーシアに移住された三浦先生。ご自身の健康管理の苦労や、産業医のご経験などについてお聞きしました。

― ヨクミルに興味を持ったきっかけは？
日本経済の低迷・円安、移動・滞在コストの低額化、翻訳ソフトの機能向上などから、今後海外進出する日本人が増えることが予想されるため、このようなオンライン医療相談サービスはますます需要が高まってくると考えられます。私はこれまで産業医として海外駐在者の健康管理に従事してきましたが、その経験が活かせると思いました。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
内科、産業医学、社会医学を専門にしています。内科では呼吸器をメインに全般的に診療にあたってきました。産業医としては、南アフリカ・トルコ・中国・アメリカ・ブラジル・タイなどに赴任している方の健康管理と悩みの相談対応をしていました。

― 普段どんな症状を診察・治療をされていますか？
これまで内科症状全般、メンタルヘルス不調、筋骨格系症状を多く診てきました。職場での働き方・家庭での過ごし方、受診するべきか判断がつかない、健康診断結果の解釈についてなどのご相談をよく受けていました。今はフリーランスなので、チャットで医療相談を受けたり、医療記事を執筆したりしています。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
内科は幅広い症状を診ることができると思って選びましたが、内科医として勤務するうちに「病院の外にこそ病気の原因がある」ということに気が付きました。病院の外から人々の健康に寄与したいと思い、大学院で産業医学・社会医学を学びました。予防医学の実践者である産業医の仕事はとてもやりがいがありました。

― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか？
移住直後に家族全員で胃腸炎にかかりました。現地の医療機関のこと・医療保険のことなど、まだ何も分からず不安が強かったのですが、保険会社の日本人担当者の方に相談できたことで、とても安心できました。医師の私ですらこうなので、日本人の方が海外で体調を崩されたとしたら、大変お辛いことと思います。その気持ちがよく分かるからこそ、ヨクミルを通して何かお力になりたいと考えています。

― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
趣味はヨガと読書です。移住後、気候の違いのせいか自律神経が乱れがちだったのですが、ヨガのおかげで心身が整うようになりました。読書は実用書・ビジネス書・紀行文を読むのが好きです。海外の紀行文を読んで、旅行した気分になっています。またマレーシアは食のバリエーションが多くとても美味しいので、食事もリフレッシュ法のひとつですね。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか？
疾病に限らず、仕事・家庭・人間関係の悩みなども心身の健康を損ねる大きな原因となります。体調が優れない方は、「こんな些細なことを相談してもいいのかな…」と思わず、お気軽にご利用ください。一緒に最善の解決策を見つけましょう！また、現在体調不良を自覚していなくても、健康診断結果の解釈、持病のフォローアップ、セカンドオピニオン、働き方相談なども対応可能です。私は現在4歳と2歳の子どもを育てていますので、海外での子育てに悩まれている方のご相談もお待ちしています。