フィリピン旅行前に知っておきたい準備事項と注意点

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フィリピンは美しいビーチや自然豊かな観光地が多く、多くの旅行者にとって魅力的な国の一つです。しかし、治安が悪いとされることもあり、安全対策は十分に押さえておく必要があります。本記事では、フィリピン旅行における基本的な安全対策から、緊急時の対応までを詳しく解説します。

渡航前はの健康チェックとワクチンの接種を忘れずに‼︎

フィリピンは熱帯地域にあるため、感染症にかかるリスクが高いです。渡航前には、ワクチン接種や医師の診断を受けることをおすすめします。

フィリピン旅行に出発する前に、医師に相談し、必要なワクチン接種を受けることをおすすめします。特に、デング熱や黄熱病、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンなどは、感染リスクが高いため、接種を検討しましょう。
参考:現地の医療健康情報から知るフィリピン生活

 

 

消毒の不十分な水道水は飲まず、こまめな消毒を‼︎

フィリピンでは、水道水を飲用することができません。必ずボトル入りの水を使用し、食品を調理する際にもボトル入りの水を使用しましょう。また、歯磨きやシャワーを浴びる際にも一度沸騰させた水を使うか、飲料水消毒用薬剤を購入して使用することをおすすめします。
フィリピンでの旅行中には、手指の消毒を頻繁に行いましょう。市販の消毒液を携帯することで、手軽に手指の消毒ができます。また、熱帯地域にあるため、日差しが強く、蚊などの害虫が多いです。日焼け止めや虫よけスプレーを使用し、十分な対策を行いましょう。

 

 

屋台などでの食中毒に注意

フィリピンでは、食中毒にかかるリスクが高いため、食品には十分に注意が必要です。屋台などでは、手洗いをしているかどうか、調理器具の清潔さなどを確認し、食べる前によく火を通すようにしましょう。

人気観光スポットの注意ポイント

フィリピンには様々な観光スポットがありますが、中には治安が悪いとされる地域もあります。事前に観光スポットの情報を調べ、安全な場所を選ぶようにしましょう。

マニラマニラは、フィリピンの首都であり、治安の悪い地域も存在します。特に、ミニャン地区やトンド地区、ブラック・ナザレン地区などは、治安の悪い地域として知られています。また、夜間は人通りが少ない場所や、スリや強盗による犯罪被害に遭うリスクが高い場所では、特に注意が必要です。
セブ市セブ市は、観光地としても有名ですが、治安の悪い地域も存在します。特に、セブ市の南部にあるコロン地区は、治安の悪い地域として知られています。また、夜間の外出や人混みには十分に注意し、財布や荷物の管理も徹底するようにしましょう。
ボラカイ島ボラカイ島は、美しい海や白い砂浜で有名なリゾート地ですが、治安の悪い地域も存在します。特に、島の西部や南部に位置する地域は治安が悪いとされています。また、夜間は一人での外出は避け、貴重品はセーフティボックスに保管するなどの対策をすることが望ましいです。
パラワン島パラワン島は、エルニドやプエルトプリンセサなどの観光地がありますが、一部の地域では治安が悪いとされています。特に、エルニドにあるバックパッカー向けの宿泊施設の周辺は治安が悪いため、夜間の外出には十分に注意しましょう。

防犯グッズの準備と持ち物は最小限に

フィリピンでは、財布やスマートフォンなど貴重品を盗まれる被害が多く報告されています。持ち物は最小限にして、必要なものだけを持ち歩くようにしましょう。
また、防犯グッズを準備することがおすすめです。例えば、財布やスマートフォンを入れるポーチに防犯機能が付いているものや、バッグに鍵を取り付けることができるものなどがあります。

常に自己防衛意識を持ち、緊急サービス、連絡先の用意を

空港や宿泊先などに備え付けられている緊急連絡先を確認しましょう。フィリピンでは、110番は警察、117番は救急車、166番は消防などが対応しています。緊急時には、これらの番号に電話して適切な対応を求めましょう。

身を守る行動をとる

フィリピンでの旅行中、いかなる場面でも自己防衛意識を持つことが重要です。人目の多い場所を選んで歩く、貴重品を身につけたまま眠らないなど、身を守るための行動を心掛けましょう。

無闇に声をかけられたら警戒する

フィリピンでは、無闇に声をかけられることが多いため、声をかけられたら警戒するようにしましょう。特に、運転手や案内人を募集する人には注意が必要です。

旅行者向けの緊急サービスを利用する

フィリピンには、旅行者向けの緊急サービスがあります。例えば、フィリピン国立警察が運営する観光警察隊(Tourist Police)や、海外旅行保険などがあります。これらのサービスを利用することで、より安心して旅行を楽しむことができます。

観光警察隊(Tourist Police)フィリピン国立警察が運営する観光警察隊(Tourist Police)は、観光客の安全を守るための組織です。空港や主要な観光地に駐在し、外国人旅行者からの相談に応じます。多言語に対応しており、英語、スペイン語、日本語などを話す警察官がいます。
国際救助隊(Philippine National Red Cross)国際救助隊(Philippine National Red Cross)は、自然災害や緊急事態に対応するための組織です。フィリピン全土に展開し、救急車やヘリコプターなどを備え、救助活動を行います。また、赤十字社による災害支援活動にも参加しています。
外務省による危機管理情報日本政府の外務省は、フィリピンなど海外旅行先の危機管理情報を発信しています。フィリピンにおけるテロや治安情報、自然災害の情報などを提供しています。留学生や長期滞在者向けの安全情報も提供されています。
日本大使館フィリピンには日本大使館があり、日本人旅行者に対するサポートを行っています。パスポートの紛失や盗難、緊急時の医療サポートなどに対応し、安心して旅行を楽しむための情報を提供しています。

参考 外務省海外安全ホームページ|安全対策基礎データ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_005.html

参考 外務省海外安全ホームページ|危険・スポット・広域情報|現地大使館・総領事館からの安全情報 履歴
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0063

フィリピン旅行においては、安全対策をしっかりと押さえることが重要です。渡航前の準備をしっかりと行い、治安の悪い地域を避けるように心掛けましょう。また、緊急時には、適切な連絡先に電話し、身を守る行動をとるようにしましょう。これらの対策を講じることで、フィリピン旅行をより安全に、そして楽しい旅行にすることができます。

 

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YOKUMIRU株式会社 ヨクミル編集部
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