海外にいる日本人の皆様へ
耳鼻咽喉科専門医です。
初期研修後、大学病院や耳鼻咽喉科クリニックで勤務いたしました。
クリニックで勤務していた際には、風邪症状、花粉症、中耳炎、副鼻腔炎、難聴、耳鳴、めまいなどの診療、大学病院では副鼻腔炎の手術に多く携わってまいりました。
ご心配なことにできる限り分かりやすく丁寧にお答えいたします。
よろしくお願いいたします。
プロフィール
- 2014年
- 東邦大学医学部卒業
- 2014年
- 東邦大学医療センター大橋病院 初期研修
- 2016年
- 東邦大学医療センター大橋病院 耳鼻咽喉科
- 2019年
- 大学病院や耳鼻咽喉科クリニックに勤務
- 資格等
- 耳鼻咽喉科専門医
- 所属学会
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
医師紹介
来年よりご主人の留学に帯同して、海外生活をする予定になっている葉山先生。世界的に悩んでいる人も多い、花粉症の最新治療などについてお聞きしました。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
来年以降、内科医の夫の海外留学に帯同する予定があり、海外でできる仕事を調べる中でヨクミルを知りました。世界中どこにいても、気軽に日本人医師に相談できるヨクミルのシステムは魅力的です。また、自分自身も海外生活しながら医師としてのキャリアを活かして働くことができるので、お役に立てるのではないかと考えました。
― ご専門分野とその道を選んだ理由を教えてください。
耳鼻咽喉科全般です。クリニックでは、風邪などの症状から、花粉症、中耳炎、副鼻腔炎、難聴、耳鳴、めまいなどを診ており、大学病院では、副鼻腔炎の手術などに携わってきました。慢性副鼻腔炎の手術は、難治の患者さんに対して、内視鏡を使用して膿がたまらない構造を作るような手術です。
耳鼻咽喉科は感覚器に携わるため、患者さんのQOL(生活の質)に直結します。少しでも快適な日常生活を送れるようなお手伝いができればと当科を選びました。また、手先の細かい作業が得意なので、処置が多い当科に適性があるのではと思いました。
― 花粉症の治療法は進化していますか?
子どもから高齢者まで、花粉症で苦しむ患者さんは世界的にも多くいます。特に最近では、小さなお子さんの患者さんが増えています。最新の治療に「舌下免疫療法」があるのですが、スギ花粉エキスの入ったタブレットを舌下におき吸収させ、徐々に免疫をつける治療法です。1日1個のタブレットで、3年から5年の間、毎日続けます。根気のいる治療法ですが、効果が期待されています。
― めまいにはどのような原因がありますか?
めまい症状は耳が原因のものが多いですが、脳の障害や血圧の上昇、ストレスや過労が原因でも生じます。中には原因が分からないものもあります。患者さんとコミュニケーションをとりながら、必要な検査で原因を探し、薬物療法や運動療法で治療します。めまいを悪化・再発させないよう、日常生活を見直すことも大切です。耳鼻咽喉科の症状は、医師に伝える場面で細かいニュアンスが必要になることが多いですが、特にめまいについては、「ふわふわする」や「グルグル回る」など、日本語以外でニュアンスを伝えるのが難しいのではないでしょうか。
― 海外で体調や医療に関して困った経験はありますか?
幸い今までは困った経験はありませんが、来年からは家族で海外生活になりますので、子どもたちが医療の世話になると思います。どこの医療機関を受診すれば良いのか、医療保険はどうなのかなど、現在海外で暮らしていらっしゃる方々と不安な思いは同じです。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
旅行が趣味で、温泉や美味しいものが好きです。近場のカフェに行ってまったり過ごすのも好きです。たまにテニス、バドミントン、卓球などで体を動かすのもリフレッシュになっています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
海外では医療機関へのアクセスが悪く、耳鼻咽喉科専門医の診察を受けるまでに、かなりの時間を要してしまう国も多いのではないでしょうか。受診ができずにお困りの方、受診できても詳しい説明が理解できずに不安を感じている方、耳鼻咽喉科の症状で困っている方は、どなたでも気軽に利用して欲しいです。日本語で相談出来ることが、皆さんの安心に繋がると良いなと思っています。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
来年以降、内科医の夫の海外留学に帯同する予定があり、海外でできる仕事を調べる中でヨクミルを知りました。世界中どこにいても、気軽に日本人医師に相談できるヨクミルのシステムは魅力的です。また、自分自身も海外生活しながら医師としてのキャリアを活かして働くことができるので、お役に立てるのではないかと考えました。
― ご専門分野とその道を選んだ理由を教えてください。
耳鼻咽喉科全般です。クリニックでは、風邪などの症状から、花粉症、中耳炎、副鼻腔炎、難聴、耳鳴、めまいなどを診ており、大学病院では、副鼻腔炎の手術などに携わってきました。慢性副鼻腔炎の手術は、難治の患者さんに対して、内視鏡を使用して膿がたまらない構造を作るような手術です。
耳鼻咽喉科は感覚器に携わるため、患者さんのQOL(生活の質)に直結します。少しでも快適な日常生活を送れるようなお手伝いができればと当科を選びました。また、手先の細かい作業が得意なので、処置が多い当科に適性があるのではと思いました。
― 花粉症の治療法は進化していますか?
子どもから高齢者まで、花粉症で苦しむ患者さんは世界的にも多くいます。特に最近では、小さなお子さんの患者さんが増えています。最新の治療に「舌下免疫療法」があるのですが、スギ花粉エキスの入ったタブレットを舌下におき吸収させ、徐々に免疫をつける治療法です。1日1個のタブレットで、3年から5年の間、毎日続けます。根気のいる治療法ですが、効果が期待されています。
― めまいにはどのような原因がありますか?
めまい症状は耳が原因のものが多いですが、脳の障害や血圧の上昇、ストレスや過労が原因でも生じます。中には原因が分からないものもあります。患者さんとコミュニケーションをとりながら、必要な検査で原因を探し、薬物療法や運動療法で治療します。めまいを悪化・再発させないよう、日常生活を見直すことも大切です。耳鼻咽喉科の症状は、医師に伝える場面で細かいニュアンスが必要になることが多いですが、特にめまいについては、「ふわふわする」や「グルグル回る」など、日本語以外でニュアンスを伝えるのが難しいのではないでしょうか。
― 海外で体調や医療に関して困った経験はありますか?
幸い今までは困った経験はありませんが、来年からは家族で海外生活になりますので、子どもたちが医療の世話になると思います。どこの医療機関を受診すれば良いのか、医療保険はどうなのかなど、現在海外で暮らしていらっしゃる方々と不安な思いは同じです。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
旅行が趣味で、温泉や美味しいものが好きです。近場のカフェに行ってまったり過ごすのも好きです。たまにテニス、バドミントン、卓球などで体を動かすのもリフレッシュになっています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
海外では医療機関へのアクセスが悪く、耳鼻咽喉科専門医の診察を受けるまでに、かなりの時間を要してしまう国も多いのではないでしょうか。受診ができずにお困りの方、受診できても詳しい説明が理解できずに不安を感じている方、耳鼻咽喉科の症状で困っている方は、どなたでも気軽に利用して欲しいです。日本語で相談出来ることが、皆さんの安心に繋がると良いなと思っています。