海外にいる日本人の皆様へ
カナダでの生活を始めるにあたり、何もわからない私たち家族を支え、サポートしてくれたのは現地に住む日本人の方々でした。見ず知らずの他人になぜそこまでしてくれるのかといえば、自分自身も同じ境遇だったから気持ちがわかるとのことでした。私自身も何らかの形で海外で生活・挑戦を続けている人々の助けになりたいと思っています。
プロフィール
- 2010年
- 自治医科大学卒業
- 2010年
- 福井県立病院 初期研修
- 2012年
- 若狭高浜病院 医員
- 2015年
- 公立小浜病院 内科副医長
- 2016年
- 美浜町丹生診療所 所長
- 2017年
- 公立小浜病院 内科医長
- 2020年
- つるが生協診療所 所長
- 2021年
- 福井医大学医学部附属病院 救急・総合診療部 助教
- 資格等
- 医学博士(2019年)
日本専門医機構 総合診療専門医
日本プライマリ。ケア連合学会 家庭医療専門医・指導医
日本病院総合診療学会 認定医
- 所属学会
- 日本専門医機構
日本プライマリ。ケア連合学会
日本病院総合診療学会
医師紹介
この春から留学のため、ご家族と一緒にカナダのトロントに移住された田中先生。カナダの医療事情や、世界の最先端の研究内容についてのお話をお聞きしました。
― ヨクミルに興味を持った理由は?
知人から海外での医療について聞かれて調べてみて、ヨクミルに辿り着きました。日本との医療や保険制度の違い、言語の壁により必要なことが伝えられない、理解できない環境というのは、精神的にも肉体的にも負担がかかります。特に健康面では、自身の思ったことを伝えられないと、体調が改善できないこともあります。海外で活躍している日本人の方々の健康を、少しでもサポートができればと思います。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
地域医療の経験が長く、内科、外科、小児科、整形外科など「なんでも診る」をモットーにしてきました。在宅医療の経験も多くあります。救急科では、小児、成人に関わらず咳、鼻水などの風邪症状からケガ、骨折などの外傷、院内の患者さまの急変や救急車の対応をしています。どこに相談すればよいかわからない、適切な受診科を知りたいなど、なんでも相談してください。
― 普段どんな研究をされていますか?
地域の高齢者に対する「健康寿命の延伸」をテーマにした研究をしています。高齢化が進む中、医療過疎地域の課題として、筋力低下による寝たきりから病気を誘発することがあります。介護不足でもあるため、できるだけ長く自分の力で生活できることを目指しています。歩行能力を維持するために、早い段階で体力低下を見極められるような地域医療の問題について、最先端のカナダで研究をしています。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
卒業後、出身地に戻って病院に勤める仕組みの大学だったため、地元で幅広く診察できるよう総合診療を選択しました。地域でも中心街でも、患者が必要とする医療を広く提供・助言できるのが、救急・総合診療科です。科にとらわれない活動がしたいと思いこの科を目指しました。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
幸い医療機関を受診することなく過ごしています。ただカナダでは予約制なので、予約外ではWalk in clinicや救急外来を受診することになります。長時間の待ち時間が生じることや、「自身の症状や希望をうまく伝えられなかった」ということをよく聞きます。しかも、一般外来の待ち時間は5〜6時間もかかるそうなので、病院にかかるのは大変だと感じています。
― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
カナダでは小学校の保護者送迎が必須です。集団登下校やスクールバスがないので、毎日片道1㎞を3人の子供たちと歩いています。日本では車が中心の生活で、運動習慣を確保できませんでしたが、今ではどこに行くにも徒歩で移動して、健康維持とリフレッシュに役立っていると思います。また家では、子どもたちと一緒に百人一首を楽しんでいます。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
ご自身やご家族の体調面での不調・不安など、救急医療の経験からお話をすることで疑問点や問題解決することもありますので、どんなことでも気軽にご相談ください。薬や痛みのこと、風邪やケガ、治療中の病気に関する相談に加え、お子様の体調不良に関しても、気軽にご相談いただければと思います。
― ヨクミルに興味を持った理由は?
知人から海外での医療について聞かれて調べてみて、ヨクミルに辿り着きました。日本との医療や保険制度の違い、言語の壁により必要なことが伝えられない、理解できない環境というのは、精神的にも肉体的にも負担がかかります。特に健康面では、自身の思ったことを伝えられないと、体調が改善できないこともあります。海外で活躍している日本人の方々の健康を、少しでもサポートができればと思います。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
地域医療の経験が長く、内科、外科、小児科、整形外科など「なんでも診る」をモットーにしてきました。在宅医療の経験も多くあります。救急科では、小児、成人に関わらず咳、鼻水などの風邪症状からケガ、骨折などの外傷、院内の患者さまの急変や救急車の対応をしています。どこに相談すればよいかわからない、適切な受診科を知りたいなど、なんでも相談してください。
― 普段どんな研究をされていますか?
地域の高齢者に対する「健康寿命の延伸」をテーマにした研究をしています。高齢化が進む中、医療過疎地域の課題として、筋力低下による寝たきりから病気を誘発することがあります。介護不足でもあるため、できるだけ長く自分の力で生活できることを目指しています。歩行能力を維持するために、早い段階で体力低下を見極められるような地域医療の問題について、最先端のカナダで研究をしています。
― 専門分野を選択された理由を教えてください。
卒業後、出身地に戻って病院に勤める仕組みの大学だったため、地元で幅広く診察できるよう総合診療を選択しました。地域でも中心街でも、患者が必要とする医療を広く提供・助言できるのが、救急・総合診療科です。科にとらわれない活動がしたいと思いこの科を目指しました。
― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
幸い医療機関を受診することなく過ごしています。ただカナダでは予約制なので、予約外ではWalk in clinicや救急外来を受診することになります。長時間の待ち時間が生じることや、「自身の症状や希望をうまく伝えられなかった」ということをよく聞きます。しかも、一般外来の待ち時間は5〜6時間もかかるそうなので、病院にかかるのは大変だと感じています。
― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
カナダでは小学校の保護者送迎が必須です。集団登下校やスクールバスがないので、毎日片道1㎞を3人の子供たちと歩いています。日本では車が中心の生活で、運動習慣を確保できませんでしたが、今ではどこに行くにも徒歩で移動して、健康維持とリフレッシュに役立っていると思います。また家では、子どもたちと一緒に百人一首を楽しんでいます。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
ご自身やご家族の体調面での不調・不安など、救急医療の経験からお話をすることで疑問点や問題解決することもありますので、どんなことでも気軽にご相談ください。薬や痛みのこと、風邪やケガ、治療中の病気に関する相談に加え、お子様の体調不良に関しても、気軽にご相談いただければと思います。