ヨクミル相談医師である朴木 啓悟医師の写真
相談医師

朴木 啓悟

相談科:
専門領域:
  • スポーツ整形外科

海外にいる日本人の皆様へ

現在カナダで臨床医として勤務しており、医療者として、また患者としての両面から海外で医療機関を受診する難しさを、身を持って経験しております。一般整形外科、肩肘膝などの痛みやスポーツ外傷・障害でお困りの方は、気軽にご相談ください。今まで培ってきた整形外科、スポーツ医学の専門知識や経験を活かして、少しでも世界中で暮らす日本人の方々のお役に立てれば幸いです。

プロフィール

2017年
名古屋市立大学医学部卒業
2019年
手稲渓仁会病院整形外科専攻医プログラム
2023年
整形外科専門医取得
2023年
カナダ マニトバ大学 Pan Am Clinic スポーツ整形外科フェロー
2024年
カナダ トロント大学スポーツ整形外科フェロー

資格等
日本専門医機構整形外科専門医、リバース型人工肩関節置換術認定医、University of Manitoba Orthopaedic Sports Medicine Certificate
所属学会
日本整形外科学会、日本肩関節学会、日本スポーツ整形外科学会、日本整形外科超音波学会

医師紹介

2023年より、カナダのトロントで整形外科の臨床医として勤務されている朴木先生。ご専門分野とカナダに行かれた理由などのお話をお聞きしました。

― ヨクミルにご興味を持った理由は?
他のオンライン診療サービスと違い、在留邦人や海外旅行の方を対象とした医療相談サービスという点に興味を持ちました。カナダに来て、家族が何度も外来受診や入院する機会があり、外来受診するハードルの高さ、待機期間、言語による理解度など大きな困難に直面しました。医療者でも容易ではない中、海外で苦労されている方を、少しでも手助けできるのではないかと考えました。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
整形外科で骨、筋肉や関節の怪我や慢性的な痛み、機能障害を対象に、外来治療・手術治療をしています。一般的な整形外科の後、肘・肩・膝関節・スポーツ整形外科に特化した臨床トレーニングを経験しました。スポーツ診療に関しては、MLB、NHLのプロスポーツや、大学スポーツのチームドクター診療にも参加し、野球、サッカー、フットボールなどのハイレベルなアスリートのケアを経験しています。

― 普段どんな症状を診察・研究をされていますか?
現在は、カナダで臨床医として診療をしています。一般的な筋肉、骨の怪我(打撲、捻挫、骨折、脱臼など)や変形性関節症などの変性疾患、スポーツ障害・外傷(肩腱板断裂、肩関節脱臼、膝靭帯損傷、半月板損傷など)などを対象に、軽症から重症、外来治療から手術治療まで、幅広く診察・治療しています。また、肩腱板断裂や肩関節脱臼、肘トミージョン手術など、複数の臨床研究を行っています。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
整形外科は、命に関わることが少ない分野ですが、長く持続する痛みや好きなスポーツを制限されることは、人生の「幸せ」に大きく関わります。私も学生の頃野球をしていて、様々な怪我に悩まされました。肩関節脱臼でプレーが困難になり、手術も2回経験しました。こうした経験から、患者さんの立場で考えることができる分野で、困っている方の手助けをしたいと思いました。

― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
子供の体調不良、ワクチン接種、妻の妊娠から出産などで外来受診や入院を経験しました。家族だけでは言語の問題で受診へのハードルが高く、私が同席できる日に合わせるのも大変でした。受診すると、私でも専門用語を100%の理解するのは困難でした。

― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
趣味は、スポーツ観戦や野球観戦です。子どもが3人いますが、休暇に家族と旅行に行くことも楽しみの一つです。都会よりも、大自然の絶景を見るような旅行が好きです。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
カナダの病院で、一般的な整形外科疾患・外傷から、スポーツに関連した障害・外傷まで幅広く診療しています。海外で怪我や体調を崩された方、外来受診するのにハードルを高く感じる方、専門医受診までの待機期間が長い方、専門医を受診したけれど十分に理解できなかった方、画像や経過のセカンドオピニオンを聞きたい方に、気軽にご相談いただければと思います。
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