ヨクミル相談医師である楠元 恭子医師の写真
相談医師

楠元 恭子

相談科:
専門領域:
  • プライマリケア
  • 総合診療科
海外にいる日本人の皆様へ
国によりいろいろな違いがあることと思いますが、それぞれの国でご活躍され生活されている方々を応援しています。心と体の健康の面で相談したいことは何でも相談していただければと思います。
プロフィール
2006年
初期研修医、その後麻酔科勤務
2012年
オーストラリアで生活
2017年
日本帰国後、総合診療科勤務


医師紹介
日本とオーストラリアを行き来する生活をされている楠元先生は、海外で出産を経験し、現在は3人の子育て中です。専門分野やヨクミルを知ったきっかけを聞いてみました。

― ヨクミルをお知りになったきっかけは?
オーストラリアで子育てをしながら生活していく中で、医療機関を受診する際に、医療制度の違いや言葉の壁で困っている日本の方がたくさんいることを知りました。検索してヨクミルを知って、自分自身も苦労した経験があるからこそ、このようなサービスはとてもありがたいと感じ、皆さんを少しでもお助けしたいと思いました。

― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
総合診療、家庭医療、心身を総合的に診るプライマリケアです。様々な年齢の方の様々な悩みに対して、対応が可能です。

― 普段どんな症状を診察・治療をされていますか?
最近までは訪問診療に携わっており、ご家庭や施設での定期的な診察のほかに、具合が悪くなった方たちの往診も行っていました。0歳の赤ちゃんから100歳以上のご高齢者まで、どんな方でも診ていました。

― 専門分野を選択された理由を教えてください。
大学生のとき父を癌で亡くし、人が亡くなる職場を避けたくて最初は麻酔科を専攻しました。しかし、海外での生活や子育てなどを経験して、年齢、疾患に関係なく患者さんをまず診ることができるようなお医者さんになりたいと思いました。総合診療科に進んでからも、訪問診療などで、癌の末期の方などが穏やかに過ごすために、痛みをコントロールする麻酔科の経験が役に立ちました

― 海外滞在中に医療に関して困った経験はありますか?
オーストラリアで友人がクラゲに刺され、救急外来を受診した際、4時間以上待たされましたが、子どもが喘息発作を起こした際は、すぐに診察してくれたので、トリアージがしっかりされている印象でした。私自身はオーストラリアで出産をし、重度の貧血があったのにも関わらず、翌日退院することになり驚きました。数歩歩くと息切れが出て、かなりきつかったです。「日本なら、普通でも5日は入院するのに」と思いました。

― ご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
家で料理をしたりドラマやアニメを一気見したり、体を動かしたいときは水泳やゴルフをしたりしています。ドラマは、ほのぼのしたものが好きです。オーストラリアでは、塊の肉しか売っていないので、オーブン料理のレパートリーが増えました。

― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
海外で暮らしていると、日本のように直接専門科に行けないことが多いと思います。病院に行こうか迷うときや、体調に不安があるなときは、気軽に相談してください。何の病気の可能性があるのか、病院で症状をどう説明すればいいか、どの市販の薬を買えばいいか、親の認知症が心配、現地で治療を受けているが日本でも同様の治療をするのか、とりあえず相談してみたいなど、心と体の気になることは何でも相談していただければと思います。皆さんのお力になれれば幸いです。

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