海外にいる日本人の皆様へ
現在家族でアメリカに在住しており、海外で医療を受ける際の不都合を身をもって経験しております。手術麻酔だけでなくペインクリニック外来での経験も活かし、頭痛や肩こり、腰痛などのご相談にも応じます。重症化の予防や自分で対処する方法、病院受診の線引きなどを診察の中で一緒に考えていきましょう!そのほか海外での子育てなど含めてどうぞお気軽になんでもご相談ください!
プロフィール
- 2014年
- 秋田大学医学部医学科 卒業
- 2016年
- 東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座 入局
- 2022年
- アメリカ在住
- 資格等
- 麻酔科標榜医 麻酔科認定医 麻酔科専門医
- 所属学会
- 日本麻酔科学会 日本ペインクリニック学会
医師紹介
2022年よりアメリカのインディアナ州で、医療従事者のご主人とお子様と暮らしている大谷先生。麻酔科になったきっかけ、どんな症状を担当するのかなどを聞いてみました。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
主人がオンライン診療をしているのを見て、自分もやってみたいと思い検索していたときに、ヨクミルを見つけました。ホームページがとても見やすく、インスタグラムも、駐在している主婦目線から見ても、キレイで分かりやすいと思いました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
麻酔科医として、主に手術麻酔やペインクリニックの外来を担当していました。麻酔学は「麻酔・蘇生学」とも呼ばれ、手術麻酔だけではなくICU(集中治療室)や救急医療、緩和医療、疼痛外来の知識も必要となります。診療の中で私たちは常に身体全体を診ており、特に疼痛管理が必要な場面では肉体面と精神面の両方の観点から患者さんをサポートするのが麻酔科医の役目です。
― その道を選ばれた理由を教えてください。
麻酔科医だった父親の影響で、同じ道を選びました。一般の方には、麻酔科医は何をしているのか分かりにくいと思いますが、父を見ていた私には身近な存在でした。
父の仕事の関係で飛行機に乗る機会も多く、私が12歳頃に、機内で重症の方を父が救助することがありました。心臓マッサージや人工呼吸をしているのを見て、自分も「目の前の人を助けることができる医師になりたい」と思ったのがきっかけです。
― ペインクリニックはどのような診察をするのですか?
主に、3ヶ月以上続く慢性痛を患う方の診療を行います。多くの方はペインクリニックに来られる前に整形外科や脳神経外科などの各専門医のもとで検査や治療をしてきます。しかし、検査をしても原因不明かつ痛みを解消できないときに、ペインクリニックへ紹介されます。具体的には、偏頭痛や顔面痛、変形性脊椎症、膝痛、術後に続く痛みの管理、自律神経失調症、帯状疱疹後疼痛などの疼痛や痺れが治療対象となります。近年は筋肉に起因する痛みで悩まれる方が増加しています。内服薬やストレッチなどの運動療法、心理療法、神経ブロック・トリガーポイント注射などの様々な治療法を組み合わせて、あらゆる痛みを緩和できるようサポートしています。
痛みはときに精神を蝕み、それがさらなる痛みを生み出すことがあるのです。痛みそのものやその原因となった出来事とどう向き合うかを心理カウンセラーと一緒に対応するのもまた、ペインクリニックの医師の勤めとなります。
― 海外滞在中に体調や医療に関して困った経験はありますか?
以前住んでいたペンシルヴァニア州では、知り合いの伝手で病院にかかることができたのですが、インディアナ州に越して来てからは、最初の予約が全く取れなくて困りました。歯医者もやっと予約が取れたのが4ヶ月後でした。
子供が日曜に熱発した時もすぐに受診したかったのですが、ERもURも医療費がとても高額になるため、ドラッグストア内の簡易クリニックに行きました。そこで看護師さんに診てもらい、中耳炎の診断で抗生剤を処方してもらいました。翌日改めてホームドクターに診てもらいましたが、前日の看護師さんの方が丁寧な診察であったうえ、ドラッグストアで売り切れだった座薬の処方はしてもらえませんでした。中耳炎に関してもフォローアップはなく、不安を抱えたまま保育園に復帰することとなりました。後日保険から支払われた詳細を見ると簡単な診察であった割には高額だと感じました。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
日本では乗馬でリフレッシュしていました。アメリカでは子供がもう少し成長したら一緒に習える乗馬クラブを探したいと思っているのですが、今は代わりにジムで汗を流したり、日本のアニメを観たりしています。もともとは子どもに日本語を聞いてもらうために家でアニメを流していたのですが、親の方がはまっています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
海外で生活すると心身の不安が出てきますし、特に子どもは色々なトラブルが起きがちです。病院に行っても医者の説明が理解できないことがあるので、予め知識を持っていると安心です。納得できる医療を受けるためにも、ヨクミルで相談していただきたいと思っています。現在アメリカに住んでいますので、医療機関の受診の仕方、英語での症状の伝え方などもアドバイスできます。
痛みに関しては、症状を伺えましたら市販薬にオススメや有効なストレッチ方法、ツボ押しなど自宅でできる対処方法を紹介できると思います。医療以外に海外での子育ての不安や困りごとなど、どんな些細なことでもご相談いただければと思います。
― ヨクミルのどこに興味を持たれましたか?
主人がオンライン診療をしているのを見て、自分もやってみたいと思い検索していたときに、ヨクミルを見つけました。ホームページがとても見やすく、インスタグラムも、駐在している主婦目線から見ても、キレイで分かりやすいと思いました。
― 先生の専門分野や得意分野を教えてください。
麻酔科医として、主に手術麻酔やペインクリニックの外来を担当していました。麻酔学は「麻酔・蘇生学」とも呼ばれ、手術麻酔だけではなくICU(集中治療室)や救急医療、緩和医療、疼痛外来の知識も必要となります。診療の中で私たちは常に身体全体を診ており、特に疼痛管理が必要な場面では肉体面と精神面の両方の観点から患者さんをサポートするのが麻酔科医の役目です。
― その道を選ばれた理由を教えてください。
麻酔科医だった父親の影響で、同じ道を選びました。一般の方には、麻酔科医は何をしているのか分かりにくいと思いますが、父を見ていた私には身近な存在でした。
父の仕事の関係で飛行機に乗る機会も多く、私が12歳頃に、機内で重症の方を父が救助することがありました。心臓マッサージや人工呼吸をしているのを見て、自分も「目の前の人を助けることができる医師になりたい」と思ったのがきっかけです。
― ペインクリニックはどのような診察をするのですか?
主に、3ヶ月以上続く慢性痛を患う方の診療を行います。多くの方はペインクリニックに来られる前に整形外科や脳神経外科などの各専門医のもとで検査や治療をしてきます。しかし、検査をしても原因不明かつ痛みを解消できないときに、ペインクリニックへ紹介されます。具体的には、偏頭痛や顔面痛、変形性脊椎症、膝痛、術後に続く痛みの管理、自律神経失調症、帯状疱疹後疼痛などの疼痛や痺れが治療対象となります。近年は筋肉に起因する痛みで悩まれる方が増加しています。内服薬やストレッチなどの運動療法、心理療法、神経ブロック・トリガーポイント注射などの様々な治療法を組み合わせて、あらゆる痛みを緩和できるようサポートしています。
痛みはときに精神を蝕み、それがさらなる痛みを生み出すことがあるのです。痛みそのものやその原因となった出来事とどう向き合うかを心理カウンセラーと一緒に対応するのもまた、ペインクリニックの医師の勤めとなります。
― 海外滞在中に体調や医療に関して困った経験はありますか?
以前住んでいたペンシルヴァニア州では、知り合いの伝手で病院にかかることができたのですが、インディアナ州に越して来てからは、最初の予約が全く取れなくて困りました。歯医者もやっと予約が取れたのが4ヶ月後でした。
子供が日曜に熱発した時もすぐに受診したかったのですが、ERもURも医療費がとても高額になるため、ドラッグストア内の簡易クリニックに行きました。そこで看護師さんに診てもらい、中耳炎の診断で抗生剤を処方してもらいました。翌日改めてホームドクターに診てもらいましたが、前日の看護師さんの方が丁寧な診察であったうえ、ドラッグストアで売り切れだった座薬の処方はしてもらえませんでした。中耳炎に関してもフォローアップはなく、不安を抱えたまま保育園に復帰することとなりました。後日保険から支払われた詳細を見ると簡単な診察であった割には高額だと感じました。
― 先生のご趣味やリフレッシュ法を教えてください。
日本では乗馬でリフレッシュしていました。アメリカでは子供がもう少し成長したら一緒に習える乗馬クラブを探したいと思っているのですが、今は代わりにジムで汗を流したり、日本のアニメを観たりしています。もともとは子どもに日本語を聞いてもらうために家でアニメを流していたのですが、親の方がはまっています。
― どんな人にヨクミルを利用してもらいたいですか?
海外で生活すると心身の不安が出てきますし、特に子どもは色々なトラブルが起きがちです。病院に行っても医者の説明が理解できないことがあるので、予め知識を持っていると安心です。納得できる医療を受けるためにも、ヨクミルで相談していただきたいと思っています。現在アメリカに住んでいますので、医療機関の受診の仕方、英語での症状の伝え方などもアドバイスできます。
痛みに関しては、症状を伺えましたら市販薬にオススメや有効なストレッチ方法、ツボ押しなど自宅でできる対処方法を紹介できると思います。医療以外に海外での子育ての不安や困りごとなど、どんな些細なことでもご相談いただければと思います。