以前の投稿では朝食の習慣が将来の病気予防や、心の健康に役立つことをお伝えしました。
以前の投稿はこちら
・朝食で心身の健康と病気にならない体を作る
・ヨーグルトがメンタルに効果的?! 朝食で心の健康も整えよう!
でも、具体的に何を食べたらいいのかわからない…朝は忙しいから簡単に済ませたい…
という方に、簡単に栄養を摂れるおすすめの朝食をご紹介します!
疲労回復に!フルーツ
最初にご紹介するおすすめの朝食はフルーツです。
フルーツには水分やビタミンC、食物繊維やカリウムなどが含まれるため、朝エネルギー不足になっている体の栄養補給に役立ちます。また運動後にフルーツを摂取することで疲労回復にも効果的であるということがわかっています。
フルーツであれば、さっぱりとしていて食べやすいので、朝は食欲がないという方も朝食の習慣に取り入れやすいのではないでしょうか。
おにぎりは腹持ちも良く、太りにくい!
次におすすめの簡単な朝食はおにぎりです。
ごはんは粒食なので腹持ちがよく、ゆっくりと消化・吸収され、なだらかに血糖値を上げて長時間持続します。そのためパンや麺類とは違い、太りにくいという特徴があります。また、脳にとっては、非常に安定したブドウ糖の供給源になります。
おにぎりであれば中身も工夫しやすいですし、簡単に食べられます。気分によってシンプルに塩おむすびにしても良いですし、フライドオニオンなどをふりかけ代わりに混ぜ合わせても良いですね。
こんな風に混ぜ合わせを工夫できるので、飽きずに自分の好みを見つけやすいです。また自炊している方であれば、朝が忙しくてもおにぎりだと、あらかじめ夜に短時間で準備しておけるので簡単で便利です。
ヨーグルトで飽きずに健康習慣
他にも簡単に食べられる朝食としておすすめなのがヨーグルトです。
朝はそれほど食欲が湧かないという方はフルーツやごはん食以外では、朝食にはヨーグルトがおすすめです。朝食に乳製品を食べ続けた人で、睡眠の質の向上、抑うつまた不安感の改善などがみられることが研究より明らかになっています。
最近では『飲むヨーグルト』など、起き抜けに朝食として簡単に摂取しやすい商品も出ています。先述したように、フルーツも朝食にはとても良い食べ物なのでヨーグルトと合わせれば、まとめて栄養がとれるため、より健康的な習慣になること、間違いなしです!
どのフルーツと混ぜても簡単に美味しく食べられえるので、その日の気分や好みによって工夫できますね。また大豆でできたヨーグルトや低糖質のものなども発売されていて、より多くの方に手に取りやすい商品も登場しています。
今回は、時間のない朝でも簡単に食べられる朝食をご紹介しました。
ご自身のライフスタイルに合った朝食を見つけて、朝食の習慣を少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか?
(参考サイト)
e-ヘルスネット 果物
農林水産省 主な果物の健康機能性
農林水産省 特集 お米の魅力(2)
川崎 茜、興梠 誉利子、田中 秀樹「朝食時の牛乳・乳製品の摂取が睡眠健康、抑うつ、不安軽減に与える効果」(日本心理学会第79回大会(2015))