初めての海外は不安がいっぱい…?!イタリア生活のはじめ方

海外健康ナビ

イタリアで暮らすための気候や地域性などの基本情報から医療事情、病気や怪我したときの注意事項などを紹介しています。

 

イタリアの基本情報

 街それぞれ異なる歴史で文化や芸術が育つ「地元がいちばん」の気質が強い

イタリアは地中海中央にブーツのように突き出たイタリア半島を主体とし、サルデーニャ島とシチリア島の二つの大きな島からなる共和国です。面積は、30.2万平方キロメートルで日本の約80%、人口は6,036万8千人(2021年国連推計値)で日本の約半分です。在留邦人数は、14,020人(2021年)です。
首都はローマ、他にもミラノ、ベネチア、フィレンチェ、アマルフィ、ナポリ、シエナ、ベニス、ポンペイ、などの都市があります。言語はイタリア語ですが、地域によりドイツ語やフランス語など少数言語もあります。宗教はキリスト教(カトリック)が国民の約80%と言われ、その他キリスト教(プロテスタント)、ユダヤ教、イスラム教、仏教などです。
中世には、東洋と西洋の中継地として沿海都市は大いに繁栄しました。それぞれの街で全く人柄、異なる歴史、言葉(方言)、建造物、文化、芸術が育まれ、個性あふれる街の集まる国がイタリアです。歴史的背景もそれぞれ違うので当然かもしれませんが、現在(2017年)でもここまで場所によって違うのは、イタリア人は「地元がいちばん」という気質がとても強いからだと言われています。
よく言われるのが、北の人は真面目でよく働き南の人は陽気で明るく細かいことは気にしないということ。もちろん例外もいます。また、大きい街か田舎に住むかでも大きく違います。ミラノ、ローマ、フィレンツェなど、ある程度大きな街は外国人も多く不自由なく暮らせます。反対に田舎は多少不便なものの、そこにしかない素晴らしい自然と、おいしい食べ物、あたたかい人たちが待っているでしょう。

主要産業は、機械、繊維・衣料、自動車、鉄鋼で、医薬品、自動車、自動車部品などをドイツ、フランス、アメリカなどに輸出しています。現在、イタリアに進出している日本企業は300社(出典:日本銀行/国際収支統計、海外在留邦人数調査統計、外資系企業総覧・2018年)あります。

南北に長く四季があるので日本に似ているがからりとした地中海気候で過ごしやすい

イタリアは南北に長く地域差があるものの、国土の大部分が地中海性気候に属しています。日本より過ごしやすく感じる理由のひとつに、からりとしたこの地中海気候があげられます。日本が梅雨に入る憂鬱な時期に、イタリアでは最高の季節を迎えます。夏は雨が少なく、いちばん日が長い時は夜10時頃まで明るいです。気温は40度を超えることもありますが、湿気が少ないのでからりとしています。じめじめしていないだけで、気分が上がります。
北イタリアは寒く、南に行けば行くほど暑くなりますので、日本の北海道と沖縄のようなイメージです。四季もあり、ローマの季節による気温の変化は東京とほぼ変わりませんが、冬季に雨が多い一方、夏季はほとんど雨が降らないという違いがあります。
イタリアは、日本より治安が悪いので注意しましょう。特に「スリ」に注意してください。話しかけられて、何かに気をそらしているうちに財布やカバンを盗まれる可能性もあります。日本人男性は特に被害が多いので注意してください。財布はポケットなどには入れずに、バックなどに入れて取られないようにしてください。
また、日本では当たり前にあるコンビニですが、イタリアには24時間営業のコンビニはありません。イタリア人は日本人と働き方の文化が違いますので、必要なものはお店が開いている時に買っておきましょう。

イタリアの衛生・医療事情

人口に対する医師は日本より多いが公立病院はいつも混雑

日本では住民1,000人に対して医師は2.1人ですが、イタリアでは1,000人に対して医師が3.7人となっています。 医師の過剰によって、医学部卒業後医師として働くことができない状況にあります。
医療技術、医薬品や医療施設の設備などは日本と同等の水準にあり、真に緊急で重篤な病気やけがの場合は、救急車等を利用して公立病院等の救急室(Pronto Soccorso)を受診してください。緊急でない病気やけがで受診する場合、診療科が細かく分かれているため、かかりつけ医の指示なしでは、どの診療科を受診すればよいのか判断に困ることがあります。また、通訳ボランティアや英語を解する医療スタッフがいる病院も増えていますが、救急受診も含めて医療機関では一般的に、イタリア語でのコミュニケーションが必要です。
イタリアの医療には、国民皆保険制度による保険医療と、保険外診療(自費診療)があります。在留外国人も国民健康保険に加入すれば、公立病院での保険診療を受けることができますが、公立病院はいつも混雑しており、緊急性のない救急受診は待ち時間が長く、手続きが煩雑です。
自費診療を行う私立病院は、診察予約制で、英語が通じることが多く医療環境も良好ですが、軽症~中等症までの疾患への対応に限られます。また、市中に多数のプライベートクリニック(外来中心の完全予約制クリニック)がありますが、検査や処置が必要な場合は、別の日や別の施設受けなければならない可能性があります。一般的に医療費は高額となるため、死亡時だけでなく、治療費用も十分に補償された海外旅行保険への加入を強く勧めます

 

かかりやすい病気・ケガ

イタリア特有のかかりやすい疾病(風土病)はありません。

(1)ウエストナイル熱2018年は、欧州各地でウエストナイル熱の患者が多く発生しました。イタリア国内で報告される患者数は例年30~40例でしたが、2018年は9月末までに、欧州内で最も多い500例近い患者が確認され、32人が脳炎などで死亡しました。2020年シーズンは52例(死亡3例)と例年並みでしたが、うち11例が10月第2週の1週間に報告されました。ほとんどの感染がイタリア北部で報告されています。感染しても多くは無症状で、約20%が急性の発熱性疾患となりますが、1週間程度で回復します。しかし感染者の約1%が重症(主に高齢者)となり、脳炎や髄膜炎の症状から死に至る場合があります。蚊が媒介するウイルス感染症で予防するワクチンはなく、蚊への対策が重要です。
(2)交通事故市街地の狭い道路でもかなりのスピードを出す車が多いので、歩行する際などに十分注意してください。

イタリアで健康上心がけること

水道水は安全基準をみたしていますが、カルシウムなどのミネラル成分が多い硬水で、日本の軟水とは異なります。腎臓の機能が未発達な乳幼児や、硬水でおなかの調子を崩しやすい方は、ミネラル分の少ないミネラルウォーターの購入をお勧めします。

夏季は日照時間が長く、雨がほとんど降らないため、高温・乾燥の状態となります。熱中症や脱水の危険性が高くなるので、こまめに水分を摂り、気温が高い時間帯の外出を控えるなどの注意が必要です。

もしもの時のイタリア語

医師medico(メディコ)
吐き気nausea(ナウゼア)
嘔吐vomito(ヴォミト)
下痢diarrea(ディアレア)
頭痛mal di testa(マルディテスタ)
腹痛dolori addominali(ドローリィ アッドミナーリ)
息苦しいdifficoltà respiratorie(ディフィコルタ レスピラトーリエ)
医者/救急車を呼んでくださいPuò chiamare un medico(dottore)/un’ ambulanza, per favore?(プォ キアマーレ ウン メディコ(ドットーレ)/ウナンブランツァ、ペル ファヴォーレ)
病院へ連れていってくださいPuò portarmi in ospedale, per favore?(プォ ポルタルミ イン オスペダーレ、ペル ファヴォーレ)
熱がありますHo la febbre.(オ ラ フェッブレ)
薬をくださいPosso avere delle medicine ?(ポッソ アヴェーレ デッレ メディチーネ)
薬局はどこですかPuò indicarmi una farmacia ? (プォ インディカルミ ウナ ファルマチーア)
処方箋ricetta medica (リチェッタ メディカ)
診断結果を教えてくださいQual è la diagnosi ?(クワッレ ラ ディアニョージィ)

 

[参考] 外務省「世界の医療事情」>イタリア

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